フランス１部の強豪モナコが、日本代表ＭＦ南野拓実（２７＝リバプール）に〝本気オファー〟で電撃獲得を狙っている。

　南野はリバプールで出場機会が見込めないため、今夏の移籍が確実視されている。イングランド・プレミアリーグのリーズやウルバーハンプトンなど複数クラブが獲得に関心を寄せているが、リバプール側が求める１７００万ポンド（約２８億円）とみられる高額な移籍金がネックになっている。

　そうした中、フランスメディア「フットメルカート」は「モナコが南野拓実に向かっている！」と報道。「モナコは現在、南野に非常に興味を持っている。日本代表の人材を非常に迅速に採用するという考えを持っている」と獲得に本腰を入れ始めた。

　多くのクラブがリバプールの設定する移籍金に二の足を踏む中、モナコは「１７００万ポンドの価値があるこの条件を獲得に向けて加速する」と同メディアは指摘。モナコはフランス代表ＭＦオーレリアン・チュアメニをスペイン１部レアル・マドリードに移籍金１億ユーロ（約１４１億円）で売却しており、その資金でリバプールの要求に〝満額回答〟して早期決着を図る構えだ。

　日本の１０番の動向に注目が集まる。