イングランド・プレミアリーグのリバプールは所属するセネガル代表FWサディオ・マネ(30)に対するドイツ1部バイエルン・ミュンヘンから届いた2度目のオファーを拒否したと、英「BBC」が伝えている。

 リバプールはBミュンヘンから移籍金2500万ポンド(約42億円)の獲得オファーを断った中、再オファーで移籍金3000万ポンド(約50億4000万円)を提示されるも拒否したという。「BBC」は「リバプールは困惑している」とし「30歳のマネに対して(移籍金)4280万ポンド(約71億9000万円)を望んでいる」と指摘し、現時点で条件面に大きな隔たりがあると報じた。

 Bミュンヘンはエースのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキに今夏のスペイン1部バルセロナ移籍が浮上しており、その代役としてマネの獲得をもくろんでいる。ただリバプールはすでに今季限りでの退団を示唆しているマネを高値で売却したい方針のため、移籍金で妥協する気はないようだ。

 また「BBC」はリバプールで今季の出番が限られていた日本代表MF南野拓実(27)について「多くのクラブから関心を集めており、リバプールは南野を1700万ポンド(約28億6000万円)で販売する準備を進めている」と報道。条件に見合うオファーがあれば、今オフにも放出する構えで、今後の動向が注目される。