フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(34)が、来年夏に米メジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミに移籍することで合意したと母国アルゼンチンメディアが報じた。

 メッシはPSGとの契約が来夏まで。1年の延長オプションが付いているものの、現在チームで活躍できていない現状もあり、来夏での退団が確実とみられている。

 そうした中、アルゼンチンの放送局「DIRECTV」が「メッシは、インテル・マイアミの株式の35%を取得する見込みになった。彼は2023年の夏にチームに加わる予定だ。契約の交渉は完了しており、書面は印刷され、8月に署名することになっている。まだ署名はされていないが書面は完成しており、メッシとマイアミの間にはすでに一定の合意がある」と報じた。

 マイアミのオーナーを務める元イングランド代表のデービッド・ベッカム氏は以前からメッシの獲得を熱望しており、水面下で交渉を継続してついに合意に達したようだ。

 スペイン紙「アス」も「メッシはカタールでW杯をプレーし、PSGとの関係を終了した後、何が起こるかをすでに考えている。MLSに到着するのは間違いない。バルセロナで最も多くのタイトルを持っている男にとって大きな一歩となる」と報道した。

 メッシの米国上陸は大きな反響を呼びそうだ。