J1神戸入りは消滅か――。スペイン1部アトレチコ・マドリードのウルグアイ代表FWルイス・スアレス(35)が同1部バルセロナへの復帰を熱望していると、スペイン紙「スポルト」が伝えている。

 2020年にバルセロナからAマドリード入りしたスアレスは今季で契約満了を迎える。Aマドリードは契約延長のオファーを提示したもののディエゴ・シメオネ監督との関係悪化が伝えられるスアレスが拒否し、かねてJ1神戸や米メジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミ入りがささやかれるなど、来季の去就が注目されている。

 同紙は「スアレスは2年目の契約となる今季がAマドリードでの最後になる」と退団は確実とした上で「彼の将来はまだ決まっていないが、明らかなことがある。スアレスは競争力のあるレベルを維持するために、ヨーロッパで継続したいと考えている」と報道。すでにスアレス側が古巣復帰を熱望し、バルセロナと接触したという。

 バルセロナ側は冬の移籍市場でスペイン代表FWフェラン・トーレスとガボン代表FWピエールエメリク・オバメヤンを獲得。来季に向けてドイツ1部バイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキの獲得に動いている。同紙は現時点でバルセロナはスアレスの加入を排除していないと指摘し、電撃復帰の可能性もありそうだ。