元日本代表MF乾貴士(33)がトルコ1部ガズィアンテプ入りで合意したと、同国メディア「haber365」が報じている。

 昨季限りでスペイン2部に降格したエイバルを退団した乾には、同1部カディスが獲得への興味を示し、中国1部の上海海港もオファーを出したと報じられるとともに、2011年にドイツ1部ボーフム入りして以降、10年ぶりのJリーグ復帰もささやかれていたが、ここまで合意に達したクラブはなかった。

 そんな中、同メディアによると、ガズィアンテプのエロル・ブルト監督はウイング補強を熱望し、フリーとなった乾に注目。クラブ側は指揮官の意向を受けて乾サイドと交渉を行っており、まだサインには至っていないものの、年俸100万ユーロ(約1億3000万円)の1年契約で1年のオプション付で原則合意したという。

 2018年ロシアW杯では日本のベスト16進出に貢献した乾も、ガズィアンテプ移籍に前向きで、今週中にもトルコ入りし、メディカルチェックを受けた後、正式発表となる予定だ。