イタリア1部ACミランはスペイン1部レアル・マドリードからFWブラヒム・ディアス(21)を昨シーズンから引き続きレンタルで獲得することになったと、イタリアメディア「カルチョメルカート・コム」が報じた。

 ディアスは2019年1月にイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティーからRマドリード入り。ただ出番が得られず、昨季はレンタルでACミランに加入し、公式戦39試合の出場で7得点4アシストをマークした。ACミランは引き続きディアスを確保することを目指し、Rマドリードと交渉。2年間のレンタルで合意した。

 同メディアによると、ACミランがRマドリードに支払うレンタル料は2年間で300万ユーロ(約3億9000万円)。完全買い取りオプション付きで2200万ユーロ(約28億6000万円)、Rマドリードの買い戻しは2700万ユーロ(約35億1000万円)に設定されたという。ディアスは今週末にもACミランに合流する予定だ。

 ACミランは今季に向け、すでにフランス代表FWオリビエ・ジルーの獲得が確実になっており、退団した10番のトルコ代表MFハカン・チャルハノールの代役としてドイツ1部Eフランクフルトの日本代表MF鎌田大地らをリストアップするなど、積極補強に動いている。