Jリーグ18日再開予定も厳しい状況 全56クラブの半数が倒産危機!?

2020年03月05日 16時41分

 新型コロナウイルスの影響で15日までの公式戦94試合を中断しているJリーグで、“新型コロナ倒産”がいよいよ現実味を帯びてきた。

 日本野球機構(NPB)とJリーグが共同で設立した新型コロナウイルス対策連絡会議のメンバーとなったFC東京の大金直樹社長(53)は「(再開に向けて)こうだから始めるというものがないと難しい。例えば終息宣言とか。状況が良くなっていない中で再開となると、無観客(試合)などを使っていかないと無理なのでは」と話し、改めて18日に予定されるJリーグの再開には厳しい見通しを示した。

 となればクラブ経営への影響は避けられない。同社長は「Jリーグもそこの課題認識はしている。特にJ3やJ2には何らかの補填策をしていかないと難しいだろうと。一部に3月に試合がなくなったことでキャッシュフロー上、厳しいというところもあるので(Jリーグが)個別に対応していると聞いている」。

 本紙でも報じたように、公式戦が開催できなければ入場料収入が滞り、経営規模の小さいクラブが資金繰りに困り破綻する恐れがあると指摘されていた。それが早くも現実のものとなりかねないのだ。実際、J2幹部は「危ないクラブはたくさんある。J2の中堅以下、J3まではみんな危ないんじゃないか。すでにJリーグの試合運営に関連するような会社はヤバイと聞いている」と実情を語った。

 Jリーグ全56クラブのうち、半数近くはウイルス感染拡大の影響で経営危機に直面するというから事態は深刻だ。“国難”の中でJリーグ再開を強行するのか、中断が長引きJクラブのドミノ倒産が始まるのか。進むも地獄、退くも地獄だ。