【鳴門ボート・SGオーシャンカップ】峰竜太が成長を実感した4コースからの二番差し「ボートレース界の華になりたい」

2020年07月26日 19時28分

優勝した峰竜太

 26日、峰竜太(佐賀=35)の圧勝劇で幕を閉じたボートレース鳴門のSG「第25回オーシャンカップ」優勝戦。雨中の決戦となったレースは3コースのカド位置茅原悠紀(岡山=33)が先制攻撃を仕掛けたものの、これを2コースの山口剛(広島=37)がブロック。その勢いのまま先まくりを敢行したが、これにインコースの瓜生正義(福岡=44)も抵抗して、1Mは両者がもつれる展開。この間隙を峰がズバッと差して、バックストレッチ最内を伸びて2M先取りからそのまま3周回、先頭を走り切った。

 勝った峰は茅原が意表をついて3カドに引いた時には「不穏な空気を感じた」と笑いながらも「スタートは自分が(茅原を)連れて行けばいいし、二番差しになっても届く足を求めてペラを叩いて、そこがきていたんで」と自信満々の仕上がりが冷静な二番差しを選択させた。

 これまでは「1枠じゃないと優勝する資格がないと思っていたけど(1枠じゃなくても)取れるものなんだなと思った」と自らの成長を実感。SG初優勝もオーシャンカップ(2017年=まるがめ)とあって、表彰式では「トロフィーを渡されて、あの時の感じを思い出した」と感慨に浸った。また、鳴門といえば16年のオーシャンカップで準優Fの苦い思い出もあるが「あの悔しい思いは忘れていない。あれが自分の財産になったので、鳴門にはお礼を言いたい」と失敗が糧になったと明かし、今後は「ボートレース界の華になりたい」と意気込む。

 優勝戦が雨だったからこそ、水色のカポックを着た峰が雨の物語をつむいだ。オーシャンカップという物語の終わりに、こんな雨の日、似合いすぎてる。

※みね・りゅうた 1986年3月30日、佐賀県生まれの35歳。2004年11月、からつ戦でデビュー。あの有名タレントと同姓同名だったことに加え、持ち前の人柄、キャラクターの良さもあって当時から人気があったが、そのネームバリューに負けない実力の持ち主となった。SG3勝、生涯獲得賞金は11億4949万円超。艇界トップを疾走する超強豪だ。