【週刊Mリーグ】鈴木たろうプロの欲張り打法

2022年01月12日 14時00分

これならまねできる⁉
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 【人気モデル・岡田紗佳のもう一度見たいMリーグ】

 1月4日2回戦 東2局0本場=二階堂亜樹(風)、鈴木たろう(赤)、小林剛(U)、萩原聖人(雷)

    KADOKAWAサクラナイツの岡田紗佳です。たろう選手の代名詞といえば“欲張り打法”。打点に関しては本当に欲張りで、常に高打点を目指しています。オリジナルな打ち筋も多く、たろう選手の打ち方を目指してもなかなか難しいのですが、この日はマネしやすい一局がありました。

 親のたろう選手は5巡目に中をポンして迎えた11巡目。ドラの5索を切れば47筒でテンパイという形になりました。ここで切ったのは索子3455からの4索で一向聴に戻したのです。

 巡目はそろそろテンパイを取らなきゃいけないなと思い始めるころで、5索を切って中ドラ1の2900点で良しとする人もいるでしょう。しかし、たろう選手は何度も言いますが欲張りなのです。連荘狙いの2900点では到底納得できません。白と5索のシャンポンに受ければ、どちらが来ても確定の満貫1万2000点です。索子34落としがハイリスクハイリターンだとすれば、テンパイ取りはローリスクローリターン。たろう選手が選んだのは前者でした。

 仮に白がオタ風だったら5800点となる可能性があるため微妙なところですが、1万2000点となると2900点とは圧倒的な差があります。テンパイすらできない可能性はありましたが、47筒の場況はいいし、堅い選手が多いMリーグとはいえ白は手がいい人からは出てきますし、止めた人は実質的にアガれなくなるので、そんなに悪くないのです。

 直後にテンパイした亜樹選手から白が出てポン、7筒を打ち取って見事に満貫に仕上げました。このアガリがあったからこそ、最後に小林選手との接戦を制し、トップをつかみ取りました。

 面前だったらテンパイ外しができても、一度鳴いたら多くの人が我先にアガろうと真っすぐ手を進めます。だけど鳴いてもそれにとらわれる必要がないことを教えてくれた一局でした。高打点の麻雀を目指す人にはぜひマネしてほしい、お勧めの一局です。

 ☆おかだ・さやか 1994年2月19日生まれ。東京都出身。モデルやグラビア、バラエティー番組などで活躍。漫画原作も手がける。日中ハーフで、6歳のころから麻雀に親しみ、2017年4月に日本プロ麻雀連盟所属女流プロ雀士となった。「KADOKAWAサクラナイツ」から指名を受け、19シーズンからMリーグに参戦。青山学院大学出身。T170・B85・W58・H83。“役満ボディー”の異名を持つ。

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