【Mリーグ2021 注目の新戦力】美女3雀士+実力派2人

2021年10月04日 14時35分

新しく参戦する伊達朱里紗
新しく参戦する伊達朱里紗

 これを読めば話題のプロ麻雀リーグがもっと面白くなる! いよいよ本日(4日)開幕のMリーグ」2021シーズン。年々、視聴者を増やしている“最強のエンタメ”は4シーズン目を迎え、さらに進化している。今回は、その見どころを本紙麻雀担当記者が徹底解説。まだ見たことがない人も、これさえチェックしておけば、すぐに楽しめるはずだし、チーム編成や顔ぶれが大きく変わったので、視聴経験がある人も必見だ。まだまだステイホームが続く秋の夜長、あなたもどっぷりハマってみては?

【見どころ☆新加入選手】最大の注目は何と言っても新Мリーガー。一気に5人が参戦することで、大きなうねりが起こることは間違いない。

 まずは女性選手から。もともとMリーグには美人雀士が多かったが、今季から参加する3人によって戦いの場が一段と華やかになりそうだ。

 KONAMI麻雀格闘倶楽部から1位指名を受けたのが、伊達朱里紗(ありさ)。現役の声優としても活躍しており、麻雀を題材にしたアニメ「咲―Saki―全国編」にも出演したことがある。

 見た目や肩書だけの“美人声優雀士”だと侮ってはいけない。プロ3年目ながらメキメキと力をつけており、今春には、日本プロ麻雀連盟が新設した「桜蕾戦」で優勝し、同連盟の女流最高峰タイトル「女流桜花」への挑戦権をかけて戦うAリーグにジャンプアップ。強い相手にもまれ、日に日に成長しているのだ。

 7月まで行われていたEX風林火山のドラフト会議指名選手オーディションでも、予選の個人成績で女性プロ最上位の8位。顔に似合わぬ強気な攻めと、どんな相手にもひるまない姿勢もファンに支持されている。

 新加入にあたり、その伊達を「ライバルだ」と公言しているのがセガサミーフェニックスに加入する東城りお。同世代ながら、伊達が新星だとすると、こちらは“帰ってきた美女雀士”とも言える。2010年代半ば、“ミス・パーフェクト”と称されるグラビアアイドル顔負けの美ぼうでイメージDVDも発売し、一気にブレーク。その後、他業界への挑戦や結婚で麻雀から離れていた時期もあったが、ここにきて初タイトルを獲得するなど、華麗に復活したのだ。

 もともとMリーグ初年度からドラフト候補として名前が挙がっていただけに、満を持しての参戦。チームメートとなる魚谷侑未とも仲が良く、昨季、苦しんだセガサミーフェニックスの救世主になるかもしれない。

 この2人をはじめ、既にMリーグで活躍している女性選手たちの先駆けとなった二階堂瑠美からも目が離せない。2000年代から女流麻雀界を引っ張ってきた名選手の指名には、「待ってました!」の声が上がった。

 女流がまだ珍しかったころから、妹・亜樹とともに業界のアイコン的な存在に。加入するEX風林火山には初年度からその亜樹が所属している。つまり“あの二階堂姉妹”をMリーグで見ることができるのだ。1日2試合制なので、姉妹リレーの実現も!「個人最高スコアを狙います」と宣言しているだけに、派手な役も見せてくれそうだ。

 一方の男性2人は業界屈指の実力派。松ヶ瀬隆弥は、EX風林火山のドラフト会議指名選手オーディションで優勝してのМリーグ入りとなったが、それがなくても指名されていたかもしれない有名選手でもある。

 いかにも豪快な容姿ながら、緻密な麻雀と守備にも定評のある打ち手で、開幕前に決まった通り名は“繊細なる超巨砲”。ここぞという場面での見極め、勝負強さもハンパではなく、前述オーディションの決勝でも役満をアガっている。他チームも警戒しているとか。

 もう1人、TEAM RAIDEN/雷電に加わった本田朋広も、ここ数年の活躍が目立つことから、誰もが納得の指名。松ヶ瀬が優勝したオーディションでも準優勝している。

 Мリーグに向けて上京したが、出身と活動拠点はもともと北陸。イケメンで、大舞台での大物手が目立つことから“北陸の役満プリンス”とも呼ばれている(本人は富山県訛りを気にしているようだが…)。“面白い麻雀”で知られる雷電にとってポイントゲッターになり得る本田の加入は心強く、悲願のファイナル進出、初優勝へのキーマンになりそうだ。

【見どころ☆電撃移籍】8月のドラフト会議で、新加入選手に負けず劣らずのサプライズとなったのが、麻雀格闘倶楽部の2位指名。昨シーズン終了後、EX風林火山を電撃退団していた滝沢和典の名前が呼ばれたのだ。

 Mリーグ史上初の「移籍」が現実のものとなったのに加え、永遠のライバル・佐々木寿人と同チーム。“タキヒサ”が同じユニホームを着るという衝撃のニュースに、ファンがザワついたのは言うまでもない。古巣を相手にどんな戦いを見せるか、新チームにどんな風を吹き込むか、何より移籍がリーグにどんな影響を与えるか…いい意味でかき回してくれるはずだ。

【Mリーガー一覧】

 ◆赤坂ドリブンズ=園田賢、村上淳、鈴木たろう、丸山奏子

 ◆EX風林火山=二階堂亜樹、勝又健志、松ヶ瀬隆弥、二階堂瑠美

 ◆KADOKAWAサクラナイツ=内川幸太郎、岡田紗佳、沢崎誠、堀慎吾

 ◆KONAMI麻雀格闘倶楽部=佐々木寿人、高宮まり、伊達朱里紗、滝沢和典

 ◆渋谷ABEMAS=多井隆晴、白鳥翔、松本吉弘、日向藍子

 ◆セガサミーフェニックス=魚谷侑未、近藤誠一、茅森早香、東城りお

 ◆TEAM RAIDEN/雷電=萩原聖人、瀬戸熊直樹、黒沢咲、本田朋広

 ◆U―NEXT Pirates=小林剛、朝倉康心、石橋伸洋、瑞原明奈


【Mリーグとは】2018年に発足。麻雀の普及と競技化、健全化を図り、麻雀自体の社会的地位の向上および認知の拡大、新たなファンの獲得を目指すとともに、老若男女が安全に楽しめる高度な頭脳スポーツとしての麻雀を追求している。

 代表理事(チェアマン)は藤田晋サイバーエージェント社長、最高顧問は川淵三郎氏。ルールは東南戦で「一発・裏ドラ・赤ドラあり」。優勝賞金は5000万円。各チーム4人、男女混成の8チームで争う(全32人)。来年4月末まで、レギュラーシーズン全90試合を行い、上位6チームがセミファイナルシリーズへ(各16試合)。さらに上位4チームがファイナルシリーズへ進み、12試合を戦い、優勝チームを決める。

「2021シーズン」を迎えるにあたり、レギュレーションも変更。「2020シーズン」から起算し、閉幕時に同一の選手構成かつ2シーズン連続でファイナルシリーズに進出できなかった場合、「翌シーズン最低1人の選手を入れ替える、または選手の追加によってチーム編成を変更する」「自由契約になった選手は、所属していたチームと次のシーズンに再契約できない」ことになった。

 それを受けて8月にドラフト会議が行われ、4チームが選手を指名。今季からは、全チームが4人編成となった。

 なお、全試合を「ABEMA」で生中継する。

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