格闘技イベント「RIZIN」の榊原信行CEO(58)が1日、「RIZIN.36」(2日、沖縄アリーナ)を欠場となった朝倉海(28)について見解を語った。

 同大会のメインで海はヤン・ジヨン(韓国)と対戦予定だったが、ドクターストップにより30日に欠場が発表された。「右第2中手骨骨折後変形治癒偽関節」による激痛で競技が不可能な状態で、緊急手術が必要との診断を受けたという。

 榊原CEOは「最後の最後まで本人は何としても出ると主催者に伝えてくれたんですが、主催者としてはドクターストップということで。本人は断腸の思いだったと思う。この後、競技者としての選手生命にかかわる重篤を招きかねないということで、今回はキャンセルということになりました」と説明した。

 海は7~8箇所の病院をまわり「痛み止めを打って沖縄のリングに上がる」と言い続けたそうだが、痛み止めを打っても痛みが取れない状況だったという。

 海は昨年大みそかの「バンタム級トーナメント」に出場。決勝で扇久保博正に敗れ優勝を逃したが、準決勝の瀧澤謙太戦で右拳を骨折していた。だが、榊原CEOは「昨年末に痛めた拳と言っているが、6年半前くらいから拳が悪いんです。プレートも入っているし。選手たちに無理をさせてしまっているんだなと。もう一回僕も考え直す機会にしたいし、海も徹底的に治して再起の道を歩んでほしい」と語った。

 なお、海の欠場に伴い、希望者にはチケットの払い戻しに応じることが決定。「RIZIN STREAM PASS」会員限定で先着5万人を上限に同大会は無料配信され、「スカパー!」でPPV視聴チケット購入者も購入代金を非請求対応とすることが決まった。