勝利までのプロセスを見せる。格闘技イベント「RIZIN」のケージ大会「TRIGGER 2nd」(23日、静岡・エコパアリーナ)に出場する元UFCファイター・佐々木憂流迦(32)が、大一番へ自信を見せた。

 クレベル・コイケ(32=ブラジル)との対戦を控え、17日にオンラインで練習を公開。力のこもったミット打ちを披露し「絶好調。ケガもなく120%いけるかなというコンディション」と順調な調整ぶりをアピールした。

 相手はRIZIN側との契約問題などもあって8か月ぶりの復帰戦。昨年6月に〝最強兄弟の兄〟朝倉未来を三角絞めで失神させるなど、フェザー級最強の呼び声が高い強敵だ。

 コイケの印象を「決めも強くて全局面でレベルが高い。厳しい相手。気持ちが出る局面が何度もあるような試合になると思う。気合も入っている」と警戒する。

 コイケはこれまで、自身と同じグラップリングを得意とするファイターに何度か敗北を喫してきたが、佐々木は「表面的には相性はいいと思っているけど(勝った選手は)僕とはまたタイプの違う選手。触ってみないと何とも言えないし過信はしていない」と慎重な言葉を並べた。

 ただ決して弱気な気構えではない。試合への作戦や戦略は一切明かさなかったが「全然勝負できる相手」とした上で「自分の中でレベルアップを感じるんで、それを見せられる試合になるんじゃないかな。ファンより俺の方が楽しみ。勝てばブチ上がるのは確実なんで、勝ちまでのプロセスを一つひとつ大事に見てほしい」ときっぱり。

 RIZIN参戦後、フェザー級に階級を上げて2戦目となるが「調子いい。減量も楽だし力も入る。ナチュラルに近い」と自信をみなぎらせた。番狂わせの準備は整っている。