【ボクシング】ワイルダーVSフューリーの頂上決戦 リングサイド席100万円に高騰!

2020年02月21日 21時59分

火花を散らすワイルダーとフューリー(ロイター)

 WBC世界ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダー(34=米国)と同級1位で元3団体統一王者タイソン・フューリー(31=英国)とのヘビー級頂上決戦(22日=日本時間23日、米ラスベガス・MGMグランド)が、世界中の格闘技ファンから大きな注目を集めている。

 2018年12月の最初の対戦では引き分け。この当時のヘビー級戦線の頂点にはWBAスーパー&IBF&WBOの3団体統一王者としてアンソニー・ジョシュア(30=英国)が君臨していた。このため、戦前はそれほど評価が高かったわけではなく、チケットも最高で200ドル(約2万2000円)~300ドル(約3万3000円)ほどだったという。

 それがジョシュアが昨年6月の伏兵のアンディ・ルイス(30=米国)にまさかのTKO負けを喫し評価を大きく下げた。昨年12月の再戦で3本のベルトを取り返したものの、「真のヘビー級ナンバーワン」はワイルダーVSフューリーの無敗対決の勝者との見方が高まり、チケットの価格は一気に高騰。最も安い席で500ドル(約5万5000円)、リングサイドでは9000ドル(約100万円)超の値がつけられた席もあるほどだ。

 一方、前回の対戦では序盤を有利に進めたフューリーが終盤に2度ダウン。特に最終回のダウンは「ロングカウントだったのでは?」と物議を醸した。ワイルダーに倒されて立ち上がったボクサーはほかにいない。とはいえKO負けとは紙一重だったのも事実で、フューリーは再戦へ向けて「2ラウンドで勝つ」と早期決着を予告して決戦ムードをあおる。さらには昨年10月に世界最大プロレス団体「WWE」のサウジアラビア大会でプロレスデビュー。“巨獣”ブラウン・ストローマン(36)に勝利したことも話題を集める一因となっている。

 ボクシングのヘビー級はかつてのモハメド・アリやマイク・タイソンのような「世の中で最も強い男」を決める戦いでもあり、世界からの関心は高まるばかりだ。