23日、ボクシングのWBA世界ミドル級タイトルマッチ(横浜アリーナ)で初防衛に成功した王者の村田諒太(33=帝拳)が24日、都内のホテルで一夜明け会見を行った。
挑戦者で同級8位のスティーブン・バトラー(24=カナダ)を5R2分45秒TKOでリングに沈めた試合は完勝の内容も、左目上を大きく腫らしたため「眼球もしっかり動くし、ダメージとかは全くないですけど、見栄えが悪いので、すみません」とサングラス姿で登場した村田。前夜の視聴率が平均で12・2%。瞬間最高は15・5%(いずれも関東地区。ビデオリサーチ調べ)を記録したことを知らされると「それによって(放送したフジテレビに)貢献できたなら、ハッピーですね」と話した。
最後は右の連打から左フックで仕留め「倒れた瞬間は、もう立ってこないと思った」とバトラーに力の差を見せつけた試合が、実は「7月のブラント戦より緊張していました」と打ち明けた。
昨年10月に米国・ラスベガスで王座を奪われたロブ・ブラント(29=米国)を2ラウンドKOで倒してベルトを取り返した前戦は高い評価を受けた。
それゆえに「周りの評価を気にしても仕方ないんですけど、ああいう試合をもう一回見たい、という声があったので」との重圧に襲われていた心境を打ち明けるが「その中で成長できた」との手応えを語る。
次戦の相手には、WBAスーパーミドル級&ミドル級スーパー王者の「カネロ」ことサウル・アルバレス(29=メキシコ)と、IBF世界ミドル級王者の「トリプルG」ことゲンナジー・ゴロフキン(37=カザフスタン)という超ビッグネーム2人の名前が挙がっている。
このことについては「帝拳ジムにすべて任せています。最善の試合を組んでくれるだろうから、それに従うだけです」と話した。
ともあれ、戦いは終わった。今一番やりたいことについて聞かれると「息子の野球の試合をのんびりコーヒーでも飲みながら見たり、娘とパン屋に行って、それを公園とかで食べたいですね」と話し、1か月超にわたって滞在したホテルをチェックアウトすると、足早に家族の元へと帰って行った。












