プロレス団体GLEATが16日、都内で総合格闘技(MMA)の新ブランド「GLEAT MMA」の発足会見を開き、第1弾の12月14日東京・後楽園ホール大会のメインで、井土徹也(22)が元パンクラス王者・近藤有己(47)と対戦すると発表した。


 エグゼクティブディレクターの田村潔司がすでに「プロレスラーは強さが必須」のコンセプトでMMA進出を発表済みだが、まずはGLEAT所属プロレスラーの井土がMMAのパンクラス王者としてPRIDE、米UFCでも活躍した大ベテランの胸を借りる。

「プロレスファンだったころから、プロレスラーが一番強いと思って見ていた。悔しい思いをしてきたので、プロレスラーの強さを証明する」と意気込む井土は「実績のある近藤選手はおいしい相手」と、堂々と〝金星〟奪取を宣言した。

 だが、田村は「実力はかなりの差がある。勝負はどうでもいい。井土は反論するだろうが、負けっぷりに期待する」とぴしゃり。「現段階では勝ち負けは求めていない。いかに自分をリングで表現するか」とも言い、井土にはプロレスラーとしての経験値を上げることを求める。

 一方の近藤は「うれしいし、光栄。(自分も)パンクラスというスタイルのプロレスラーでもある」と、以前と変わらずひょうひょうとした物言い。最後は「田村さんの期待に応えるような勝ちっぷりを見せたい」と締めてみせた。
 
 同大会ではGLEAT所属の福田茉耶(22)が、キックボクシングルールで出場することも決定。「現段階で井土選手と福田選手に限っては、勝ち負けでいう白星は求めていない」と言い切る田村がどんな大会を見せるのか? 注目が集まる。