人気アイドルグループ「日向坂46」が25日、千葉・幕張メッセで「ひなくり2021」を開催した。

 コロナ禍で収容人数はキャパシティーに対して50%で行われたが、前日24日のクリスマスイブに行われた公演と合わせて計2万4000人を動員。この日は「アディショナルタイム」で幕を開けると「ソンナコトナイヨ」「アザトカワイイ」と人気曲を立て続けに披露した。

 冒頭MCで、キャプテンの佐々木久美(25)はファンに「メリークリスマス!」と呼びかけた後に「おひさま(ファンの総称)の皆さんも最初からギアをぶち上げてくれて、本当にありがとうございます!」と声を出せない状況での盛り上がりに感謝。加藤史帆(23)は「クリスマス当日のこうやってたくさんの方と過ごせてうれしい。世界中で一番幸せな空間にします」と約束した。

 10曲目「こんなに好きになっちゃっていいの?」後のMCでは、クリスマスの思い出トークを展開。〝妹キャラ〟東村芽依(23)は「何年か前のクリスマスに雪が降っていて、雪だるまを作ったのが思い出です」と明かすと、他のメンバーは「かわいい~!」とメロメロだった。

 しかし、加藤は「みんな芽依を甘やかしすぎじゃない!?」とピシャリ。さらに、東村が楽屋で1人で急に変なダンスを踊り出したことを明かすと、東村は「空を見たら踊りたくなった…」とポツリ。さらに、河田陽菜(20)は「クリスマスに本物のトナカイを見たことある!」と豪語。メンバーが「すごい!」と驚くと、河田は「ウソです」。なんとも不思議な空気が漂うトークとなった。

 昨年の「ひなくり2020」は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、無観客開催に。齊藤京子(24)は「有観客は2年ぶり。まずは開催できたことがよかったです」と感慨深げだった。