「さんまとマツコ」がサザエさんに完敗 国民的アニメに歯が立たず放送枠の移動でテコ入れへ

2021年12月28日 05時15分

サザエさんに完敗したマツコとさんま(東スポWeb)
サザエさんに完敗したマツコとさんま(東スポWeb)

 明石家さんま(66)とマツコ・デラックス(49)が出演するTBS系のバラエティー番組「週刊さんまとマツコ」(日曜午後6時30分)が来年春の改編で、放送枠を移動させるべく調整されていることが分かった。同番組は今年4月に開始。マツコとタッグを組んださんまが、裏番組のフジテレビ系「サザエさん」に〝さんま対サザエのシーフード対決〟を挑んだが、国民的アニメには歯が立たず、返り討ちに遭ってしまった――。(視聴率は関東地区、ビデオリサーチ調べ)

「さんまとマツコ」は、同じ時間帯の裏番組である「サザエさん」をバリバリに意識して始まった。初回の4月18日放送、2回目の5月2日放送とも、さんまが波平、マツコがサザエという、「サザエさん」の登場人物のコスプレ姿で登場。視聴者を笑わせた。

 この演出にSNSでは「サザエさんを潰しに行ってる」「サザエさんにケンカ売った」などと盛り上がった。

 だが、〝シーフード対決〟で〝さんま〟は〝サザエ〟に全く歯が立たなかった。世帯視聴率は「さんまとマツコ」が4%前後なのに対し、「サザエさん」は10%前後。ダブルスコア以上の差を付けられたのだから、完敗というしかない。

 テレビ局関係者は次のように指摘する。

「お笑いビッグ3の1人であるさんまさんと、レギュラー番組7本を持つ超売れっ子のマツコさんというタッグでも、国民的アニメには勝てなかった。『サザエさん』は50年以上、日曜午後6時30分枠に君臨し続けてますからね。さんまさんとマツコさんに大きな期待をかけていたTBSだが、視聴者の長年の視聴習慣を変えるのは容易ではないと結論を出し、『さんまとマツコ』を〝撤退〟させることにしたようです」

 ただTBSは、同番組に改善の余地は十分にあると判断したようで、打ち切ることはなく、放送開始から1年の節目となる来年4月からリニューアル。放送曜日・時間を変更してテコ入れを図ることにしたという。

「土曜か日曜、どちらかの昼過ぎか深夜に放送するというの方向で調整しています」(関係者)

「さんまとマツコ」は当初、2人のトーク番組だった。だが徐々に〝何でもアリ〟という内容にマイナーチェンジ。8月からは麒麟の川島明(42)、平成ノブシコブシの吉村崇(41)、ハリセンボンの近藤春菜(38)が準レギュラーとして出演している。

 また今月5日の放送は特に衝撃的だった。なんとさんまとマツコが、チャーハン作りに挑戦したのだ。

 料理研究家の指導で、2人は炊飯済みのご飯を水で洗い、水を切ったうえで調理するという方法で、見事パラパラのチャーハンを完成させた。これにはSNSも大いに盛り上がった。「チャーハンを超絶パラパラにする方法に驚愕」という称賛の意見があったかと思えば、実際に作ってみたところ「雑炊のような謎の食べ物になってしまった」と困惑する意見も寄せられた。

「来年4月に放送枠を変更したら、また内容を変えると思われます。そろそろ番組の内容を固めて安定した視聴率を取っていかないと、さんまさんとマツコさんの〝才能の無駄遣い〟と皮肉を言われかねません」と同関係者は指摘する。

「サザエさん」には完敗したが、放送枠の移動により上昇気流に乗ることはできるのか?

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