1990年代米国を代表するコメディドラマ「フレンズ」の主要キャスト全員が一夜限りで勢揃いしたファン待望の特別編が27日、米動画配信サービス「HBO Max」で公開された。その中でロス役のデヴィッド・シュワイマー(54)が当時、レイチェル役のジェニファー・アニストン(52)に〝ぞっこん〟だったことを衝撃告白した。

「フレンズ/再会スペシャル」と題された特別編ではおなじみの6人が同ドラマが撮影されていたカリフォルニア州バーバンクにあるワーナー・ブラザースのスタジオで再会し、座談会形式で思い出話に花を咲かせた。

 主要キャストの6人とはアニストンとシュワイマーの他、モニカ役のコートニー・コックス(56)、フィービー役のリサ・クドロー(57)、チャンドラー役のマシュー・ペリー(51)とジョーイ役のマット・ルブランク(53)。

 シュワイマーは「フレンズ」が始まった1994年当時、ドラマでのロス&レイチェルのロマンス同様、アニストンにほれ込んでいたことをカミングアウト。するとアニストンも好意を抱いていたことを明かした。

 ところが、他の4人はそのことを「みんな知ってたよ」と大笑い。

 だが、シュワイマーは「2人のうち、いつもどちらかに交際相手がいたから互いの立場を尊重してそれ以上は何もなかった」と残念がった。

 6人はまた、ゲストとして登場したジュリア・ロバーツやショーン・ペン、ベン・ステラーら多くの豪華スターを振り返った。中でも2001年には、まだ新婚だったアニストンの夫ブラッド・ピットがロスの友人役でゲスト出演し、大きな話題になった。

 その話になると、アニストンは「あったわね」とだけ反応した。2人は05年に離婚後、それぞれ再婚したがともに破局。近年は復縁の噂もあったが、2人ともに否定し、今では互いに〝親しい友人〟と位置付けている。

「フレンズ/再会スペシャル」は英コメディアンで米CBS深夜のトーク番組「レイトx2ショー」のジェームズ・コーデンが司会を務めた。