フジテレビ女子アナの〝ステマ疑惑〟が再燃した。入社5年目の海老原優香アナ(27)が、都内の美容サロンで無料でサービスを受けていたと18日発売の週刊女性に報じられた。同アナは「世間知らずだった」と釈明したが、人気女子アナたちが安易に無料サービスに浸った原因はまさに、それ。同じく〝ステマ疑惑〟が浮上したエース三田友梨佳アナ(33)も世間知らずを象徴するような〝弁当事件〟があった――。

 週刊女性によると、海老原アナは知人の紹介で2019年年末から、都内の美容サロンで90分3万円超のコースを無料で受けていたという。同サロンのSNSに海老原アナの写真がアップされることが条件。今年3月まで10回ほど通い、総額30万円のサービスを無料で受けたとされる。

 同誌の取材に海老原アナは「〝無料でやってもらうこと自体、世間知らずなんじゃないか〟っていうことに関しては、その通りだなと思います」などと釈明。フジは「弁護士などの専門家にも確認のうえ、いわゆるステルスマーケティングには該当しないと考えております」とコメントした。

 発端は、4月発売の週刊文春だった。

 同誌によると、フジの女子アナ7人が都内の美容院で無料でサービスを受け、その代わりに同店のSNSで写真が掲載され、宣伝にひと役買った。7人はエース候補の井上清華アナ、ほかに宮澤智アナ、久慈暁子アナ、堤礼実アナ、三上真奈アナ、杉原千尋アナ、そして前記の海老原アナ。別の美容院では、エースの三田アナも同様にサービスを受けていた。

〝ステマ疑惑〟が起きた大きな原因は海老原アナが自覚している通り、世間知らずだったことだ。

「一般の女性たちは身銭を切って美容に励んでいますが、フジの女子アナたちはお嬢さま育ちやミスコン出身者ばかりでチヤホヤされ、美容院やサロンだけでなく企業や店舗からタダでサービスされる甘~い誘惑が日常的にある。そんな環境にいるから感覚がマヒしています」(フジ局員)

 今回の〝ステマ疑惑〟では、エースの三田アナの世間知らずを象徴する伝説的な珍言「お弁当、温まってないんですか?」が局内で蒸し返されているという。

「外の仕事先でロケ弁が出された時のことでした。三田アナはロケ弁が常温だったことに対し、スタッフににこやかに聞いたそうです。『お弁当、温まってないんですか?』と。皆、絶句して内心、〝外なのにどうやって温めるんだ!〟とツッコんだそうです」(同)

 ロケの仕事では、出演タレントたちにロケ弁が提供される。常温だがどれも絶品ばかりだ。

「三田アナ含め、みんな世間知らずな面があるから、〝ステマ〟に対する危機感も希薄だったんでしょう」(同)

 一方で看板アナの一人にもかかわらず、〝ステマ疑惑〟に関与していなかった山﨑夕貴アナ(33)は株を上げている。

「山﨑アナは岡山大学を卒業するまで地元岡山で生活。局アナになっても、『夕飯はカレーパンとつまみとビールだった日もある』と明かしたほど庶民派です。フツーの感覚を持っているからこそ〝ステマ〟に近づかなかったと局内で再評価されています」(同)

〝ステマ女子アナ〟たちは今からでも社会勉強に励んだ方が良さそうだ。