ダウンタウンの浜田雅功(57)が、1日深夜放送の毎日放送「ごぶごぶ」に出演し、ドラマデビュー作でプロデューサーに〝ブチギレ〟した過去を語った。

 ゲストの勝地涼に、ドラマに出演するようになったきっかけを聞かれた浜田は「話がなんでか知らんけど来て。ドラマいうてもな…と。でも2時間ドラマで結婚式の司会の役やと。1シーン、2シーンぐらいで大したことないみたいな感じやったから『試しに一回出てみますわ』って」と振り返った。

 その作品は1990年の故緒形拳さんと、浅野ゆう子が主演のTBS「普通の結婚式」。早朝6時から現場に入った浜田だったが「全然回さへんねん。当時知らんからドラマを。違うシーンばっかり撮ってて『休憩入りまーす』言うて。夕方になって、夕飯食って、いつやんねん!と」と怒りがつのったという。

 夜になって、やっと浜田のシーンの撮影に。しかし、カメラは正面だけと思っていたら、足元から顔を見上げるようにもう1台設置されていた。結果、そのカメラで撮られていた激しい〝貧乏ゆすり〟がそのまま放送されてしまったという。

「それ見て、そのままそのプロデューサーの方に『お前と二度と仕事せえへんからな! ドラマなんかやめじゃ、ボケ!!』言うて帰ってきた(笑い)」

 浜田はその後、同局の別のプロデューサーに口説かれ、「ADブギ」や「十年愛」などに出演することになったが、これを聞いた勝地は「えー…」と言葉をなくしていた。