〝お金配りおじさん〟こと「ZOZO」創業者でスタートトゥディ社長の前澤友作氏(44)が14日、自身のツイッターで「#贈与おじさんの悩み」をつぶやいた。

 前澤氏は「あげたりもらったりの贈与がもっと盛んに行われるともっと柔らかい社会になる気がしていて、僕はもっと贈与を流行らせたい」と自身の思いを強調した。

 この理由について前沢氏はある事例を紹介。年間500万円を受け取っている人にかかる贈与税が年間53万円であることを例に「年間500万円もらったその人は、もらってばかりじゃなく別の誰かに600万円をあげていたのです」とし「この人の年間収支は500万円もらって600万円あげたので―100万円です。もらったものがマイナスなのに贈与税がかかる!?」と指摘。

 最後は「現行のルールでは、あげたものともらったものが相殺できないのです。あげたりもらったりの贈与が今後もっと盛り上がっていくとすると、ここの新しい制度設計が必要になるのかもしれません」と制度改正の必要性を訴えた。