とんねるずの石橋貴明(58)が23日、自身のユーチューブチャンネル「貴ちゃんねるず」で、日本テレビ系恒例のチャリティー番組を思わせる「24分間テレビ ~石橋が地球を救うかも~24 MINUTES TELEVISION ”ISHIBASHI MAY SAVE THE EARTH”」を公開した。

「ちきゅう すくう」と書かれたTシャツを着用した石橋は「自分の持っている力を全て国技館に向けて頑張りたい」「少しでも勇気、感動を届けたい」「みんなの気持ちをこの両脚に、みんなの声をこの体に蓄えて走りたい」と意気込み、本家のマラソン企画「募金ラン」が終了したころに公開。「LIVE風」のテロップがある通り、生配信ではない。

 お台場付近からスタートした石橋は国技館を目指し、孤独なマラソンを続けた。当然ながら?沿道の応援はなく、撮影スタッフの「頑張れ!」という掛け声のみ。途中、加山雄三そっくりさんが激励したり「その想い素晴らしいと思います!これからもずっと石橋さんを応援していきたいと思います!」と謎の激励メッセージが表示された。またバナナマンの日村勇紀からは「やっぱり貴さんは俺たちのスーパースターだ。俺が出来ない事をいつもやってしまう。そんな貴さんに憧れてこの世界に入りました。頑張れ石橋貴明!俺達の貴さん!」。カンニング竹山からは「今の貴さんの姿を見たら、今からでも行きたいです。頑張れ貴さん!」のメッセージが届いたという。

 懸命に走る石橋と視聴者を笑わせたのは元プロ野球選手・清原和博氏のメッセージだった。「貴さん、いつも僕に勇気と希望をくれてありがとう!僕が×××(編集でピー音)やめられたのも、今の貴さんが居たからです。NOシャブNOライフ! 清原和博」

 石橋は最後の「NOシャブNOライフ」に笑いを抑えられず、スタッフの「たぶん、英語を間違えている」の声にうなずきながら疾走した。

 ただ、国技館まで残り11・3キロのところで、本家がマラソン企画をしていないことを知り「何で、本家がやってないのに走るわけ?」と首をかしげ、スタッフに「もっとニュース、新聞を見て勉強しろよ! 何のために走ってると思うんだよ」と詰め寄った。どうやら、本家と石橋のどちらが地球を救うか?という意図だったようだ。結局、石橋とスタッフが企画でもめ、マラソンはストップ。ゴール地点で待つ加山雄三そっくりさんが、ひとり寂しく「サライ」を歌うというオチだった。