安藤優子(61)がメインキャスターを務めるフジテレビ系の情報番組「直撃LIVEグッディ!」が9月末で放送終了する。

 同番組は俳優の高橋克実(59)、倉田大誠アナウンサー(38)らともに2015年3月にスタート。それまで安藤は同局の報道番組「FNNスーパーニュース」に出演し〝夕方の顔〟として認知されていたが、番組刷新に伴い、各局しのぎを削る昼の〝ワイドショー戦争〟に投入された。

「ゴリゴリの報道キャスターだった安藤さんを昼の時間帯に移すのは大きな決断。最初は本人も難色を示していたそうだが、フジが頭を下げて頼み込み、ようやく布陣変更となった」とはテレビ関係者。

「グッディ」での安藤は時に〝舌禍事件〟を起こすこともあった。記憶に新しいのは、昨年2月、競泳の池江璃花子選手に放ったひと言だ。

 白血病を発症した池江選手に対して「かわいらしさとすべてを持ってらっしゃるなと思ったんですけど。神様がちょっと試練を与えたのかな、というふうにも思います」とコメント。ネット上では「不謹慎だ!」と、たちまち大炎上した。

「局に届いた視聴者のクレームの数はいつもの3~4倍。安藤さん自身も週刊誌に直撃され、大騒動になった。このころから安藤さんの危うさみたいなものが、局内でも話し合われるようになった」(フジ関係者)

 10月以降は前番組の「バイキング」が午後2時45分まで放送枠を拡大。ドラマの再放送枠を挟み、夕方の報道番組「Live News it!」にリレーする。

 前出テレビ関係者によれば「新型コロナの影響もあって各局、軒並み広告収入が激減し、制作費が捻出しづらくなっている。フジとしては高額ギャラの安藤さんを〝切った〟ということ。ドラマの再放送がコロナ禍で好調なのも、決断を後押しした」という。

 5年半の歴史に幕を閉じる「グッディ」。安藤は何を思うか――。