タレントの木下優樹菜(32)が、活動再開から一転して芸能界引退を決めた。

 木下を巡っては昨夏に〝タピオカ騒動〟が勃発。実姉が勤めるタピオカジュース店の対応に不満を持った木下が「出方次第でこっちも事務所総出でやりますね」などとDM(ダイレクトメール)を送りつけていたことがわかり、大炎上した。

 これを受け、木下は昨年11月に芸能活動を休止。約7か月後の今月1日に満を持して復帰を宣言したが…。

「タピオカ店側とは和解には至っておらず、ネット上では『順番が違う』と再び大炎上した。完全にネット民に目をつけられている。本人もここまでアンチの数が急増しているとは思わなかったのではないか」とは芸能プロ関係者。

 すると、6日に木下が芸能界引退を表明。マスコミに追われる生活を送る中で、子供を巻き込んでしまったことに疲弊し、前夫の「FUJIWARA」藤本敏史からも「一回身を引いた方がいい」と〝引退勧告〟を受けたことが決定打といわれる(本紙既報)。

 だが、理由はそれだけではない。所属事務所「プラチナムプロダクション」は、木下の引退に関し「当社として今後同人との信頼関係を維持することが著しく困難であると判断」とのコメントを載せた。事務所側が何らかのトラブルがあったことをニオわすのは、異例。よほどのことがあったと推察できる。

 これについて事情を知る関係者は「復帰にあたり、木下さんと所属事務所は事前に話し合いをしてきたが、木下さんの言っている内容がコロコロ変わるようになった。一部で噂されたサッカー選手との不倫疑惑や、表に出ていない別のトラブルについても聞いたが、やはり説明がその都度変わり、主張に食い違いが出てきた」と明かす。

 タレントと事務所は信頼関係が「命」。その場を取り繕うためにウソの言い訳をされては、新たなリスクが生じた時に対応できない。

「加えて、周囲が勧めるタピオカ店との和解についても本人はイマイチ乗り気ではなかった。店側が〝恫喝DM〟を公開したことで、自分の人生が狂ったのだから、納得できない部分もあるのでは」(同)

 木下の引退は事実上の「クビ」。何とも後味の悪い結末になってしまった――。