ユーチューバー・kemioが敢行も…芸能界オンラインPR会見が少ないワケ

2020年06月19日 17時00分

kemio

 芸能界では珍しいオンライン会見が開かれた。

 ユーチューバーでタレントのkemio(24)が18日、オンラインで行われたデジタル配信サービス・スポティファイのポッドキャスト新番組「kemioの耳そうじクラブ」(20日から配信開始)の会見に登場した。

 kemioはSNSを中心に活動。独特のトークで若者から支持されている。この日の会見は、米・ニューヨークの自宅からユーチューブでリモート出演した。

 20日配信の初回ゲストは「リスペクト大爆発していた」というユーチューバーのヒカキンで、すでに収録は終了。「(ユーチューバーとして)ナンバーワンの方は違うなと思った」と大いに刺激を受けた。

 新型コロナウイルスにより、今春から芸能人が登場して行われる商品のPRイベント・会見は自粛・中止が相次いだ。一方、プロ野球やサッカーなどスポーツ界ではオンライン会見がよく開かれているが、芸能界ではこれが不思議と少ない。オンライン会見であれば3密を大幅に軽減できるのに、なぜ及び腰なのか。

 広告代理店関係者は「ひとつは商品をPRしたいクライアントやスポンサーがオンライン会見してまで訴求したいと思っていないようです。“コロナ禍でPRするのはKY”とネット上で叩かれるのを恐れているみたい。テレビCMの出稿が相次いで取り下げられ、ACに切り替えられたのと似ている」と指摘。

 その上で「でも、kemioの番組のクライアントであるスポティファイは、スウェーデンの企業。日本国内での炎上はそこまで気にしなかったからオンライン会見に踏み切ったのでは」(前同)。

 とはいえ、コロナ禍で停滞した経済活動をそろそろ本格的に再稼働させたいところ。どれだけ日常を取り戻したか、PRイベントの数はよい指標となるだろう。