「古畑任三郎」キャスト一新で復活へ!主役候補は阿部寛とオダギリジョー

2020年06月10日 11時00分

古畑役は阿部寛とオダギリジョー(右)のどちらか

 かつて社会現象を起こした刑事ドラマがお茶の間に帰ってくる!? フジテレビで、あの人気名作ドラマ「古畑任三郎」の“復活プロジェクト”が進行中という仰天情報を本紙はキャッチした。すでに同作を手がけてきた脚本家の三谷幸喜氏(58)に打診し、了承済みだという。かつて古畑役を務めた田村正和は76歳の高齢のため、別の俳優が務めることになり、それに伴って後輩刑事の今泉慎太郎役など主要キャストもリニューアルされる見込みだ。気になる“新・古畑任三郎”の中身とは――。

「古畑任三郎」は、1994年から2006年にかけて放送された刑事ドラマ。田村演じる警部補・古畑任三郎が、犯人の完璧なアリバイやトリックを巧みな話術と卓越した推理力で崩し、真相を解明していく人気シリーズだ。犯行の全容をまず見せておき、古畑と真犯人のやりとりによって容疑を固め、最後に自供に追い込むパターンが視聴者を夢中にさせた。

 芸能関係者は「同ドラマはシーズン3まで制作されたほか、スペシャル番組、さらに西村まさ彦演じる部下の巡査・今泉のスピンオフまで作られるなど社会現象になりました。特に、メジャーリーガー時代のイチローが俳優デビューしたり、SMAPと古畑が対決するなど、話題性は抜群。平均視聴率もシーズン1が14・2%、シーズン2が25・3%、シーズン3が25・1%を叩き出しました」と話す。

 フジテレビはシーズン4の制作に何度も動きだしていたが、田村が芸能界を事実上、引退状態にあることや、トリックの枯渇という問題もあって、実現には至らなかった。

 ところが、ここにきて「古畑任三郎」の極秘復活プロジェクトが立ち上がったというから驚くほかない。きっかけは、三谷氏が朝日新聞に連載している「三谷幸喜のありふれた生活」の特別版だった。

「4月23日から全4回の読み切り小説『一瞬の過ち』内で、古畑任三郎が刑事役そのままで登場したんです。もともと新型コロナウイルスの感染拡大でステイホームを強いられる読者に何か楽しい話題を提供したいという三谷さんが発案したとか。『事件発生』から始まり、『対決 古畑VS犯人』、そして『解決編』で締めくくり、ファンはネット上で大いに盛り上がりました」(事情を知る関係者)

 さらにタイミングが良かったのが「古畑任三郎3rd season~最も危険なゲーム 前編・後編~」が5月16日に再放送されたことだ。

「午後3時半からの放送だったにもかかわらず、世帯視聴率が同枠トップだった。これに局内は大いに盛り上がりました。当然、視聴者からは再放送や新シーズンの制作を望む声がフジテレビに多数寄せられたそうです」(制作会社幹部)

 こうしたムーブメントに小躍りしたフジサイドは早速、三谷氏に新シーズンの制作を打診したという。

「当初は厳しい答えが返ってくることを想定していたが、三谷氏はすんなりOK。ただ一つ、条件がありました。それは古畑役に、田村さんと遜色ない配役をキャスティングすることです」(同)

 こうして立ち上がった古畑復活プロジェクト。古畑だけではなく、丁々発止のやりとりを行う今泉役もリニューアルされることになった。

「古畑役のキャスト案として、阿部寛とオダギリジョーの2人が最終候補に残っている。フジ上層部は阿部を、現場はオダギリを推し、まだ決まっていません。今泉役には香取慎吾、筒井道隆らの名前が挙がったそうですが結局、大泉洋に絞られたらしい。あとは大泉サイドのジャッジ次第ですね」(同)

 早ければ年内にも制作を発表し、来年4月の放送を予定。ここはフジテレビの調整力に期待したいところだ。 (視聴率は関東地区、ビデオリサーチ調べ)