「ホリエモン新党」デビュー戦惨敗も躍進に手応え

2020年06月08日 17時00分

堀江貴文氏

 7日投開票された東京・港区長選は現職の武井雅昭氏(67)が3万6856票を得て5選を果たした。告示前に結党されたばかりの「ホリエモン新党」から出馬した柏井茂達氏(36)は3297票で5人中最下位に沈んだが、手応え十分という同党は7月5日投開票の都知事選や都議選補選に大攻勢に打って出るという。

 ホリエモン新党はNHKから国民を守る党の立花孝志党首(顔写真)が結党し、区長選に柏井氏を第1号として送り出した。実業家の堀江貴文氏は自身の名前が党名に使われていることについて関係性は否定しているが、立花氏とは連携しており、事実上「堀江党」のデビュー戦だった。

 一夜漬けに近い選挙戦で、当選は全く見込んでいなかったが、立花氏は選挙戦を通じ、これまでと全く聴衆の反応が違うことを感じたという。「ホリエモン新党というだけで、説明しなくても、分かっている人は堀江さんの発信を見ている。若い人が多く、熱量は高い」(立花氏)

 また柏井氏も含め、ボランティアには「HIU(堀江貴文イノベーション大学校)」に参加しているメンバーが集まり、立花氏は「スペックがすごい高い」と舌を巻いた。

 立花氏は将来的にN国とホリエモン新党を融合させ、看板の掛け替えを行いたい意向で、衆院選前までに判断するという。

「次の次の衆院選では与党になれるんじゃないか」と言うほど手応えはあるといい、都知事選には当初、ホリエモン新党から立花氏一人の出馬予定だったが、複数人に変更。都議選補選にも候補者擁立を急きょ、決定した。

 堀江氏は「自分の考えを実行してくれる人がいれば100%応援する」と明言している。ホリエモン新党の躍進が見込めれば、都知事選を含め、堀江氏自身の出馬は遠のくことになりそうだが…。