ラサール石井 抗議ツイートの黒幕の存在否定「そんなバカなことがあるわけない」

2020年05月12日 09時05分

ラサール石井

 タレントのラサール石井(64)が12日放送のフジテレビ系「とくダネ!」に出演。芸能人の間で広がった検察庁法改正案への抗議ツイートの真意を語り、黒幕の存在を否定した。

 今国会で審議されている検察官の定年を延長する検察庁法改正案に対し、ツイッターで「#検察庁法改正案に抗議します」の投稿が相次いだのは9日から。歌手のきゃりーぱみゅぱみゅ(11日までに削除)、いきものがかりの水野良樹や女優の小泉今日子、秋元才加、メンタリストDaiGo、大久保佳代子らが次々と抗議意思を示し、拡散された。

 ラサールは「芸能人や人気商売の人が政治発言をするのは非常にタブーでリスクを背負うんですよ。仕事が減るということもあるでしょうし、事務所は絶対に反対だと思うんですよ」とコメント。昨年、アイドルから東京・渋谷区議になった橋本ゆき氏(27)は自身のツイッターで「アイドル時代、政治的発言をすると仕事が来なくなるかもしれないからするなって事務所から言われてた時もあったなあ…(してたけど)」と振り返っている。

 それでも抗議の動きに乗った著名人が多かったのははなぜか? ラサールは「今、みんな怒っていると思うんですよ。コロナのこの状態に、政府にももっとちゃんとしてくれよっていう気持ちがあると思うんですよ。補償もしてくれよとか。その怒りもちょっと火を付けた」と、今だからこそ芸能人らが立ち上がった理由を説明した。法案について「もっと時間をかけてもっとコロナをまずやってからでも全然間に合うんじゃないか、そんな緊急な法案ではないと思う」と述べた。

 審議を急ぐべきではないというラサール。「要するに僕は自粛中の“ステイホームデモ”だと思っていて、600万ツイートと言われていますけど、話が6分の1としても100万(ツイート)ですから、100万人が国会の前に押しかけて声を出していれば、国会で野党の人が『見てください、聞いてください、あの声を』と言えるじゃないですか」とSNSを通じて発信することで、自宅にいても“国民の声として届けられる”と強調した。

 多くの芸能人、タレントら著名人が抗議に賛同したことで、ネット上では「黒幕の存在」を唱える声も出た。ラサールは「事務所に反対されることを分かっていながら、言わざるを得なくて個人で声を上げているわけじゃないですか。事務所が言わせるなんてあり得ないし、黒幕がいるなんて、そんなバカなことがあるわけない」とキッパリ否定。「こういうハッシュタグが盛り上がる時って、誰かがワーッて言ったって盛り上がらない。みんなが、その気持ちにならないと盛り上がらないんですよ」と力を込めた。