東京五輪延期で“お笑い第7世代”の露出増は吉か凶か

2020年04月13日 17時00分

第7世代を代表する「霜降り明星」

 今やテレビをつければ見ない日がないのが“お笑い第7世代”だ。「霜降り明星」を筆頭に「EXIT」「宮下草薙」「3時のヒロイン」らが一気に全国区となり、引っ張りダコとなった。現在の勢いならばガッチリとポジションを固めて将来は安泰…と言いたいところだが、実は“寿命”を縮めかねない緊急事態が迫っているという。

 テレビ関係者は「これからが彼らの正念場となりそうですよ。というのも東京五輪の開催が新型コロナウイルス禍で1年延期されたため、各局とも代替番組を制作しなくてはいけなくなった。そこで予算をかけずに簡単に番組が作れるからと、各局がギャラの安い第7世代を多用する流れになっているんです。露出は増えるが常に新鮮さを保てなければ、飽きられるリスクが上がる」。

 それでなくても近年はお笑い芸人の「大量生産・大量消費」が目立っている。それに東京五輪延期が拍車をかけかねないというのだ。NHKは先日、国会で東京五輪関連番組として200時間超を予定していたと明かした。民放各局もそれに準じた放送時間を確保しており、その“穴埋め”として第7世代の起用が増えそうだ。

 本来なら所属事務所が芸人生命を考えて露出をコントロールすべきだが、前出の関係者は「芸能事務所も大量消費を後押ししちゃってる状態。東京五輪の開催延期が決まった直後から、各局に『どんなに安くてもいいから、代替番組にネジ込んでほしい!』と営業に来ている」と明かす。

 テレビへの露出過多で飽きられるのが先か、自分たちの存在価値を示すのが先か…。これから夏にかけて、第7世代はテレビ生き残りをかけた決戦を迎えることになりそうだ。