大阪市の松井一郎市長(56)が25日、自身のツイッターを更新し花見の自粛を訴えた。

 松井氏は「お花見を楽しみにしておられる皆さんへ、本日、都市部において感染経路が不明の感染者が増えてきました。大変申し訳ないのですが、今年はシートをひいて飲み食いするお花見は自粛いただきます様にお願いします。朝令暮改となりごめんなさい」と投稿した。

 大阪では23日に桜の開花が発表された。小池百合子都知事(67)が花見の宴会自粛を要請していた東京都とは異なり、松井氏はこれまで「花見の自粛要請はやめようと思っています。距離をとりながら、独自で判断してやってもらいたい」との認識を示していたが、情勢を鑑み方針転換した形だ。

 この判断に、高須クリニック院長の高須克弥氏(75)は「朝令暮改賛成。過ちて改めざるを過ちと申します。過ちに気づいたら改めるのが立派な首長です」と評価している。