芸能事務所「タイタン」所属のお笑いコンビ「日本エレキテル連合」の中野聡子(36)が18日、所属事務所のホームページ上で入籍したことを発表した。お相手は同事務所所属のお笑い芸人・松尾アトム前派出所(41)。松尾は芸人をしながら、基本的には地元・長野県に居を構え、りんご農家を営む“半農半芸”の芸人だ。

 中野は「いつも応援して下さっている皆様へ」と題した自筆のメッセージで松尾と18日に入籍したことを報告。

 熱烈にアプローチしたのは松尾の方だったが「以前よりずっと、熱烈なアプローチをいただいておりましたが、松尾さんの致命的な滑舌の悪さは、どんなに歯の浮く文句を並べていただいても、昆虫の羽音を聞いているようでした」(抜粋)と2人は交際に至っておらず、恋人関係ではなかったという。

 ところが、昨年の大みそかに「突然『そうだ結婚しよう。』と思い立ち、その日のうちに松尾さんに提案したところ、ふつつかな私をお嫁にしたいと言ってくれました」と付き合う前に結婚を決めたそうだ。

 この“交際0日婚”に中野は「本当に急に決めたので、お付き合いなどはしておらず、結婚に至るまでの一般的なプロセスを一切すっ飛ばした何とも奇怪な展開ですが、皆様には温かく見守っていただけたら嬉しく思います」と思いを述べた。

 婚姻届の証人欄には中野の相方・橋本小雪と事務所の太田光代社長が署名した。

 中野は「社長と相方の橋本さんが婚姻届の証人欄にお名前を下さった時は泣きそうになりました」と素直に喜びを表した。

 なお、2人は同居の予定はないそうで、今まで通り変わらず活動する。世間の一般常識とはかけ離れた“不思議な結婚生活”がこの日、スタートした。