ZOZO創業者で実業家の前澤友作氏(44)が5日、フジテレビ系「直撃!シンソウ坂上SP」で、女優・剛力彩芽(27)との破局の真相と結婚観を明かした。

 番組では前澤氏を「今年一番、世間を騒がせた男」として紹介。プライベートジェットで米ニューヨークへ向かい、アート作品買い付けやオークションで2作品を総額60億円で落札する様子を紹介した。

 収録は破局が報じられた直後の11月下旬に行われた。MCの坂上忍(52)は、剛力との出会いから斬り込んだ。雑誌の仕事で知り合った前澤氏は剛力のマネジャーに「連絡先を交換させてただきたい」と申し出たという。

「何で付き合ったの? 芸能人は面倒くさいと思わなかったの」と聞かれた前澤氏は「かわいいじゃないですか」と即答。「テレビで見る顔と、また違いますから。苦悩している姿とか、普通の人がやったことのない経験をしている姿もそうですし、僕から見ても尊敬できる。10代から(女優を)やっているわけで、僕も18~19歳から個人事業を始めているので、気持ちも通じる」と続けた。

 どちらから交際を申し込んだかの質問には「終わった話だから」口を濁した前澤氏。昨年4月、交際が報じられるとSNSで仲むつまじい様子を公表し話題を振りまいてきた。剛力が所属する事務所に「仁義を切った」と噂されたのは本当と認めた。「若いころから育ててくれた恩のある事務所だから」と前澤氏があいさつに出向くと「複雑な顔をされていました。いいじゃないって感じではなかったです」と苦笑。また「宇宙に行くだなんだ言ってるけど、まさか連れていかないよね」という話もあったと打ち明けた。

 交際をオープンした理由は、前澤氏が続けてきた「チャレンジ精神」だという。「誰と付き合ったかを、誰がどういうタイミングで公表したっていいじゃないという新しい時代にしたい」と話す。「人がいくら稼いで、それを何に使おうが、別に自由じゃない。世の中にチャレンジしていることを訴え続けたい。そのチャレンジの十中八九は失敗するんですけど、1個か2個、そのチャレンジが認められて時代が動けば、チャレンジしたかいがあると思う」と持論を展開。「女優さん、俳優さんって役があるから、普段のプライベートなイメージは出しちゃいけないものというのが、社会通念上、今までの常識だったと思う。でも、私生活が見えているのに役を演じたら、こんなふうに演じられるんだって、僕は面白いと思っていた」と離した。

 剛力に新しい女優像を描いていたが、約1年半で破局。坂上の「なんで別れたんですか」の直球質問に「お互いの方向性のズレ。簡単に言うと、まだ27歳の彼女はもっとお仕事を頑張りたい。一方、僕は新しい事業だとか、宇宙だとか…もっともっと彼女についてきてほしかった」と話した。

 坂上から「一時期でもいいのかなという思いがあったのか」と聞かれた前澤氏は「一生一緒にいたいと思っていた」と否定。それでも別れたのは「繰り返しになりますが、方向性の違い」と返答。仕事をさせてあげればよかったの質問には「例えば宇宙へ一緒に来てよっていったら、トレーニングしなければいけないし、いろいろ大変だし、決まっている仕事も入れられなくなる」と説明した。坂上が「宇宙に誘った前澤さんが悪者になる」と言うと、「僕が悪いんです」と返した。「宇宙に行く行かないは恋愛には関係ない」という前澤氏だが「宇宙でいろいろやりたいことの夢が僕はふくらんじゃって、途中から『一緒に来てくれたらいいな』と思ったのは事実」と認めた。

 また、前澤氏は「結婚しない」と公言してきたことについて「別にしてもいいけど、意味がない。恋愛した瞬間に結婚同然と思って付き合う。付き合っている途中に、わざわざ紙を交わす(婚姻届を出す)必要姓を感じない」と説明した。プライベートについて聞かれた前澤氏は「バツイチで、子供もいます」と告白。「結婚していないお母さんとの間の子供。そっち、結婚しなかったのに、新しく誰かと結婚するのは、いろいろ示しがつかない」と結婚観を明かした。