滝川クリステル(41)と“デキ婚”した小泉進次郎衆院議員(38)に早速“文春砲”の洗礼だ。21日発売の週刊文春が「進次郎が捨てた『女子アナ彼女』」と大展開。「女子アナキラー」と呼ばれた進次郎氏があちこちに手を出していたことなどを詳報した。実名こそ伏せているものの、時には同時進行で他局の女子アナと…といったこともあったというから驚き。これにはテレビ各局も騒然となっている。そこで本紙が、進次郎氏にチョッカイを出されたとされる女子アナの実名を追跡すると――。

 テレビ業界は“文春砲”に騒然。進次郎氏に「チョッカイを出された女子アナは誰か?」の話題で持ち切りだ。

 文春報道にはそのヒントがちりばめられている。16年ごろに進次郎氏と“関係”があったとされる女子アナAとBは同期入社で、Aはテレビ朝日でスポーツキャスターを、BはTBSで報道番組を担当していたという。

「Aは17年にテレ朝を退社した青山愛アナ(30)で、Bは古谷有美アナ(31)ではないか?と噂になっています。ともに11年入社。進次郎氏と接点があることが確認されています」(同)

 もう少し若い世代に目を向けると、浮上するのはテレ朝の紀真耶(きの・まや)アナ(26)とTBSの宇内梨沙アナ(27)だ。別のテレビ関係者の話。

「宇内アナは進次郎氏と同じ横須賀市出身で、インスタグラムでは進次郎氏と一緒の写真もある。宇内アナを起点にテレ朝の15年入社組を調べると怪しいのが紀アナ。『サタデーステーション』でスポーツコーナーを担当していました」

 同誌ではこのほか、のちに有名アスリートと結婚したCも“お相手”として登場する。これについては「局アナではない」(同)という意見が圧倒的だ。
 これらの女子アナに進次郎氏との接点があったのは確か。とはいえ、どこまでの仲だったのかは当然、当人しか知り得ない。

 一方で、滝クリとの結婚発表直前に開かれた番記者飲み会ではこんな一幕もあった。

「某社の記者から『女弁護士と付き合っているという噂があるけど、どうなんですか?』と聞かれていた。進次郎氏は『何それ?』と笑っていましたが、結果アレ(滝クリとのデキ婚)ですからね。どれだけ女がいるんだ!?となりましたよ」(関係者)

 進次郎氏は今月7日に官邸を訪問し、滝クリとの結婚を発表。翌日入籍する電撃婚となったが、事前にマスコミ各社にスクープされることはなかった。永田町関係者は背景をこう指摘する。

「進次郎氏が恐れていたのは入籍前に週刊誌等で自身のスキャンダルが出ること。発表のタイミングは翌週からお盆休みに入るため、週刊誌は休みになり、すぐに何か暴かれることはないと計算したから。ただ一時しのぎでしかなく、案の定、各誌動いてきました」

 週刊文春に加え、週刊新潮も進次郎氏の女性遍歴を掲載したが、進次郎氏が最も恐れていることがあるという。

「一番心配したのは過去に関係があった女性の告白。結婚前で独身ですから恋愛は自由ですが、いろいろと浮名を流していて、過去の女性から一方的に何を言われるかわからない。滝クリとの交際時期が重なっていたり、遊ばれてポイ捨てされたなんて女性が出てくれば、進次郎氏の清廉潔白なイメージがガラリと変わってしまいますからね」(同関係者)

 文春の見出しは「進次郎が捨てた女子アナ彼女」とセンセーショナルだが、女子アナや既婚、子持ちの女性実業家などは匿名。交際していたことを示す写真や文書などの決定的証拠も報じられなかった。

 とはいえ、新婚の2人に波風は立たないのか。

「滝クリも過去に派手な男性遍歴がありましたが、意外に純なところがあって、ホレた男に尽くすタイプ。進次郎氏にもてあそばれたなんて女性が相次いで出てきたら、愛想を尽かすか、最悪、離婚なんて言いだしかねない。今回は進次郎氏はなんとかやり過ごしそうですが、週刊誌も実名告白者を探しているでしょうから、爆弾告白がいつ出てもおかしくない」(同関係者)

 新婚気分も吹っ飛び、進次郎氏は今後、しばらくは眠れぬ日が続くことになる?

【天下取りプラン着々】滝クリという伴侶を得た進次郎氏の“天下取りプラン”も着々と進んでいるといわれる。

 週刊文春では、進次郎氏が昨年の総裁選時に「総裁選で他人の名前を書くのはこれが最後」と周囲に明かしたと報じられている。この言葉の意味するところは自分が総裁選に出るということ以外にない。

 総裁選出馬には推薦人20人が必要で、派閥の力がモノを言う。しかし、進次郎氏は無派閥だ。

 同僚議員は「いくつかの想定があります。各派閥から満遍なく集めることがまず一つ。ただ、これだと派閥にがんじがらめになってしまう。ほかに無派閥議員のみから集める方法もあるし、推薦人になる人はみんな派閥を抜けてもらうというやり方もある」と案を披露した。

 もっともそんなにうまくいく保証はない。永田町関係者は「結婚発表の仕方に不満を持つ人もいれば、パフォーマンス先行型の進次郎氏を評価していない人もいる。満遍なく各派から集めるなんて思い通りにはいかないでしょう」と指摘した。

 そうした事情を見越したうえで進次郎氏が菅義偉官房長官に接近しているのが現状だ。最新の月刊誌「文藝春秋」では進次郎氏と菅氏が対談。そこで、菅氏は入閣にGOサインを出し、ポスト安倍候補としても「早すぎるということはない」と背中を押している。その姿はまさに後見人。進次郎氏は天下取りのために、まず真っ先に結婚を報告しに行った菅氏の後ろ盾を得て、アンチをねじ伏せる必要がある。