カラテカ入江「吉本クビ」に若手芸人“メシ食えねぇ”闇営業の取り締まり厳しく…死活問題

2019年06月09日 11時00分

吉本興業との契約を解除された「カラテカ」入江慎也

 入江は若手の大恩人だった――。反社会的勢力の忘年会に所属事務所を通さずに芸人を出席させる「闇営業」をしたとして、お笑いコンビ「カラテカ」の入江慎也(42)が吉本興業との契約を解除されたことで、吉本の稼ぎの少ない若手芸人たちが大きなショックを受け、悲鳴をあげている。というのも、まだまだ稼ぎの少ない売れない若手にとって、入江が持ってくる闇営業は、貴重な収入源だったためだ。

 入江は「知らなかった」と話しているが、今回は反社会的勢力の忘年会に出席したことに加え、そのことを吉本に報告しないという、いわゆる闇営業だったことが問題視された。

 だが、お笑い関係者は「闇営業はもちろん、どの芸能事務所も禁止しているけど、それはあくまで表向きのこと。吉本に限らず、どの事務所の芸人も、闇営業の誘いがあれば、ほとんど行ってますよ」と驚きの指摘をする。

 入江の問題が明らかになったのは6日のことだが、その前日の5日、お笑いコンビ「コロコロチキチキペッパーズ」のナダルがテレビ番組で、闇営業について語っていたことが話題となった。

 これはバラエティー番組「水曜日のダウンタウン」(TBS系)でのこと。隠し撮りされていることを知らず、「FUJIWARA」の藤本敏史に「言わなアカンことあるやろ?」と言われたナダルは「闇営業ですか?」。さらに「食っていかなアカンから」などと話した。

 入江の契約解除が明らかになる前日まで、テレビ番組でも当たり前のように闇営業について語られていたのだ。事務所としてはもちろん、おおっぴらに「闇営業をやっていいよ」と所属芸人に言うわけにはいかないが、実際は多くの芸人が闇営業を行っているのは、業界内では“公然の事実”と言っても過言ではない。

 特に吉本の芸人にとって、闇営業の誘いがあるかないかは“死活問題”とまで言われている。

「よく言われているけど吉本の場合、事務所とのギャラの配分が、芸人側に極端に低い。よく芸人が1割で事務所が9割の“1対9”なんて言われているが、若手に限っては本当にそんな割合ですよ」(同)

 ちなみに吉本以外の事務所だと、「悪くても5対5というところが多く、中には“6対4”“7対3”と、芸人側に多めに払っているところも結構ある」(同)。

 事務所を通すとギャラが“1対9”になってしまう吉本の若手芸人にとって、ギャラが全額もらえる闇営業が魅力的なのは当然のことだろう。そうした多くの闇営業の仲介役を務めていたのが入江だった。

「あまり売れていない若手にとって、多くの闇営業に誘ってくれる入江はとてもありがたい先輩。入江の場合、闇営業だけでなく、吉本にも報告している普通の営業も数多く持ってきていた。人脈が豊富なうえ、若手の面倒見もよかったので、慕っている後輩も多かったようだ」(テレビ局関係者)

 だが今回、吉本との契約を解除されたことで若手は今後、入江の持ってくる営業にありつくことは不可能になった。

「そのうえ闇営業について、今後は厳しくなる可能性が高い。芸人に対し『絶対やらないように』というお達しが出るのでは。まあ今回のように、反社会的勢力の会合に出てしまうリスクもあるから、闇営業をなくしていく方針を取るのは仕方がない面もあるけど…」(同)

 入江が吉本を“クビ”になったことで、多くの若手芸人がショックを受けているのは間違いない。