丸山議員の適応障害は「偽装」と断じた香山リカ氏に別の精神科医が反論

2019年05月24日 14時50分

香山氏

 精神科医の香山リカ氏(58)が24日、ツイッターを更新し、「戦争発言」で物議を醸した丸山穂高衆院議員(35)に言及した。

 日本維新の会を除名になった丸山議員は、戦争発言や「おっぱい! おっぱい! オレは女の胸をもみたいんだ」と絶叫したり、泥酔を制止しようとした関係者に暴力的行為を働いた。

 同日、衆院議院運営委員会が求めた理事会での事情聴取を欠席。さらに「適応障害で2か月間の休養必要」との診断書を提出して“逃亡”した。

 香山氏は「精神疾患の診断書をこういう形で使われるのは心外です。『逃げたいときには病気と偽装できるのか』と患者さんたちが誤解されます」と丸山議員の診断書を「偽装」と指摘した。

 これに対し、都内のメンタルクリニックに勤務しているとみられる男性の精神科医がツイッターで「仰ることはわかるのですが、医師の発言としては賛同しかねます。そもそも診察されたわけではないでしょうし、ストレス因は自ら招いたものなのだから対応すべき、と医療側から言うのなら、それが会社員でも、SEでもなんでも適応障害と診断できないです」と“反論”した。

 今回のストレス因はまさに丸山議員の自業自得…と主張していた香山氏はこの医師に対し「プロフィール拝見しましたが、あの有名な精神科クリニックの院長先生でしょうか。お言葉ですが過重労働のSEに起きる適応障害は本人が招いたものではありません。丸山議員とはまったく事情が違うと思います」と返し、持論に理解を求めた。

 丸山議員をめぐり、精神科医の間で場外バトルに発展した。