ジャニーズの人気アイドルグループ「NEWS」手越祐也(29)の“醜聞”が止まらない。この状況から、レギュラー出演するバラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系、日曜午後7時58分)の降板が現実味を帯びてきた。同番組では、ロックバンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音(28)との不倫スキャンダルの影響でベッキー(33)が実質上の降板に追い込まれたが、「手越がおとがめなしでは、ベッキーとの整合性が取れない」というのだ。

 視聴率が好調な日テレの中でも「イッテQ!」は“バラエティーの看板番組”と言っても過言ではないほどの高視聴率を維持している。特に最近は絶好調で、5月7日放送で20・6%を記録したのを皮切りに14日は21・2%、21日は21・0%、28日は20・2%と、5月は4週すべてが平均視聴率20%を超えた。

 6月に入っても人気は全く衰えず、4日放送では21・6%を記録し、5週連続20%超えという快挙を達成した(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。

 そんな「イッテQ」に手越は、番組がスタートした2007年2月からレギュラー出演。高さ220メートルのバンジージャンプを見事に成功させるなど、アイドルとは思えない過酷なロケに挑戦することで、同番組ではイモトアヤコ(31)、宮川大輔(44)、出川哲朗(53)らと並ぶ人気を誇っている。

 だが、最近の手越は“醜聞”ばかりが目立つ。

 本紙でも既報したように、福岡市内で昨年7月に起きた7億5000万円相当の金塊強奪事件で福岡、愛知両県警に盗品等処分斡旋容疑で逮捕された小松崎太郎容疑者(40)のフェイスブックに2011年、手越との交遊写真がアップされていたことがあった。この件が今回発覚したことで「イッテQ」を制作する日テレの上層部は激怒しているという。

「日曜午後8時台という時間帯で、ここまで高視聴率のバラエティーは当然、たくさんの子供が見ている。そんな番組に、金塊強奪事件の容疑者と一緒に写真に写っているアイドルをレギュラー出演させては、スポンサーへの説明もつかない。『手越を降板させろ!』という強硬な意見が多いのは事実」(日テレ関係者)

 同番組には降板の“前例”もある。それが昨年のベッキーだ。

 川谷との不倫スキャンダルが昨年1月に発覚したベッキーは、その後もしばらくは出演し続けたものの、2月7日放送を最後に「イッテQ」には出演していない。現在も表向きには“休養中”となっているが、実質的に降板なのは明らかだ。

 ベッキーについてはスポンサーだけではなく、視聴者からの抗議電話が殺到したという。

「これも『イッテQ』が、多くの子供が見る番組なのが大きい。『ベッキーを見た子供に“不倫って何なの?”と聞かれた』『子供が見る番組に、ベッキーを出さないで!』などという抗議が殺到したんです」(同)

“不倫でアウト”ならば、金塊強奪事件の容疑者と一緒の写真に写っていたアイドルも“アウト”と見られるのは当然だろう。

「以前から“遊び人”のイメージが強かった手越だが、これまではテレビ局に強大な力があるジャニーズ事務所所属だから“見て見ぬフリ”をされてきた。でも容疑者と一緒の写真が出て、『もうかばう必要はない』という意見が強まってきた。『降板したベッキーとの整合性も取れない』ということ」(同)

 これ以外にも最近の手越には“醜聞”が目立つ。6日発売の写真誌「フラッシュ」には「20代元セフレが告白」という見出しとともに、夜の性生活の様子が「彼は舐められるのが好き」などと赤裸々に記されている。そのうえベッキーと同様、LINEでのやりとりも掲載されている。

「ベッキーは降板させたのに、手越だけおとがめなしで出演し続けるのは不自然だからね。まあジャニーズの手前、すぐに降板はさせられないかもしれないが、10月の改編期に“卒業”という名目で降板させられる可能性は高いのでは。今のご時世で20%以上を取り続ける『イッテQ』なら、それくらい強気に出て当然。『不祥事があるタレントは出られませんよ』という姿勢でね」(芸能プロ関係者)

 さすがに遊びまくったツケは大きかった!?

【コンサートで釈明】福岡の金塊強奪事件容疑者との写真撮影について手越は、先月末のコンサートで自らの口で釈明していた。先月27日の和歌山公演でのこと。「手越は他のメンバーが下がった後に、ステージに1人残って、ファンを前に小松崎容疑者のことを『彼の顔も名前も初めて知りましたし、面識は一切ありません』と関係性を完全に否定していました」とは、ある事情通。飲食店と思われる店内で一緒に写真に撮られたのは2011年7月のことだったが、同事情通は「手越は『報道が事実ではない』といった話をして、『僕が22、23のときかな? 軽率な気持ちで彼との写真を撮って疑惑が生まれてしまった』と言っていた」という。