演歌歌手・門松みゆき(29)が3日、神奈川・小田原市の小田原城周辺にて開催された「北條五代 歴史と文化の祝典」(主催・小田原市観光協会)の〝武者隊パレード〟に参加した。

「小田原北條五代祭り」の名称で毎年開催されている市内最大の観光イベントで、今年は「北条時代の歴史や文化を通じて領民のために善政を行った五代を称える行事」としてパレードが3年ぶりに復活。観客の密集や集中の抑制からパレードの人数も通常の約1700人から約250人に減らし、コースも約2・7㌔から約2・1キロに短縮して開催されることになった。
 
 門松は小田原市出身で、3年前から自身のユーチューブチャンネル「門松みゆきの勝手に小田原観光大使」で小田原の名物や魅力を勝手に紹介していることから地元放送局からパレードに参加してほしいとのオファーがあって実現したもの。

「北條五代祭り」には、小さいときからよく足を運んでいたという。歌手になってからは初めての参加で「すごく楽しかったです。あっという間に終わってしまって、もう1周ぐらいしたいなと思いました(笑)。このパレードには、学生時代にブラスバンドで6年出させていただきましたけれど、それとは全然違って、門松みゆきとして参加させていただいて、『あっ、門松みゆきちゃんだ!』と気づいてくださった方も大勢いらっしゃったので、とてもうれしかったです」と笑顔を見せた。

 今月25日には新曲「彼岸花咲いて」をリリースする。「王道の演歌バラードでして、懐かしい感じもする演歌に仕上がりました。私の代表曲になるよう、そしてカラオケが好きな方には、愛唱歌の一つに加えていただけるような聴きごたえあり、歌いごたえありの1曲になっています」とヒットに意欲を燃やしていた。7月10日には、小田原市の「小田原三の丸ホール」で初めてのワンマンコンサートを開く。