新人演歌歌手・青山新(19)が29日、都内でデビュー記念のお披露目会を行った。

 2月5日にシングル「仕方ないのさ」でデビューする青山。「小さいころからおばあちゃんの影響で演歌、歌謡曲を歌うようになった」そうで、その才能が作曲家の水森英夫氏に見いだされ、デビューにこぎつけた。所属レコード会社「テイチクエンタテインメント」創立85周年と所属事務所の「芸映」創立60周年を記念したアーティストでもあり、「プレッシャーはありますけど、幸せなこと。いい方にとらえていきたい」と目を輝かせた。

 この日のお披露目会には先輩歌手の山本譲二(69)も駆けつけた。「私は24歳でデビューしたけど、北島(三郎)のオヤジには、本当にヘタくそだなと言われていた。それに比べると新は19歳で本当によく歌えている」と青山の歌唱力を絶賛。これから芸能界に入っていく新人歌手のために「昔、北島のオヤジに芸能界をわたっていく秘訣はありますかと聞いたことがある。オヤジは『たった一つだけ。人間性かな』といわれた。そっくりそのまま、その言葉を新に贈りたい」とアドバイスした。