AKB48の新センター・本田仁美(20)が18日、東京・秋葉原の街を歩きながらの取材に快く応じた。

 この日発売された59thシングル「元カレです」で初センターを務める本田。サイン色紙などを書くために、スタッフとタワーレコード秋葉原店を訪れていたようで、近くの事務所から衣装姿で歩いてきたという。

 目立ちすぎる姿に思わず声をかけると「え! 私、何かしちゃいましたかね」と困惑気味。それでもそこは国民的アイドルグループを担う新センターだ。
 
 撮影をお願いすると、駅をバックに満面の笑みでポーズ。話を聞くと、「CDコーナーでAKB48のシングル(元カレです)が全部なくなってたんです。ビックリしました! たくさんの人に手に取っていただけたことがとてもうれしかったです」と報告した。

 本田は2014年に各都道府県の代表からなるAKB48チーム8の栃木県代表として加入。18年10月に48グループの活動を休止し、日韓ガールズグループ「IZ*ONE」に参加。昨年4月に2年半の活動を終えて韓国から帰国しグループに復帰した。

 本田は「秋葉原を歩いたのも、AKBとしてショップでサイン色紙を書いたのも初めて。女子高生の子が気づいてくれたりしたのも、めちゃめちゃうれしかったです。同世代の子にも知ってもらえてるんだなと実感できました。もっともっと同世代のファンの子を増やしていけたらいいなって思います」と願った。

 事務所で取材を終えた後にショップを訪れ、この後は千葉に移動してラジオに出演するという。

 センターとして多忙な日々だが「改めてグループのためにプロモーションとかにも参加させていただいてもらえて、すごくありがたいなって思います。AKB48にとって必要な存在になりたいっていうのが目標でもあったので、今はその夢に向かって頑張ってます!」と〝100点満点〟の回答。別れ際も手を振りながら去っていった。

「元カレです」は、BTS「Butter」の制作にも携わった世界的ダンスアーティスト・GANMIが振り付けを担当。目が離せない、目まぐるしく変化する緻密な構成で〝世界がガン見する〟「GANMIダンス」として話題を集めている。