3日連続で開催されるSKE48・大場美奈(30)の卒業コンサート2日目「~明日、晴れたらいいのにな~」が2日、KT Zepp横浜で行われた。

 この日は大場と若手メンバー19人が出演。アンコールを含め全29曲が披露されたが、大場が出演したのはわずか3曲だけ。1曲目の「渚のイメージ」で10期生の林美澪(13)と杉山歩南(15)がダブルセンターを務めるなど、出演した若手メンバー全員が何らかの楽曲でセンターポジションに立つという異例の構成となった。

 卒業コンサートというよりも若手メンバーのお披露目的な演出となったことについて、公演をプロデュースした大場は「今回のコンサートのテーマは『私が見たい未来の選抜メンバー』です。そういうテーマを決めてメンバー構成だったり曲を選ばせてもらいました。今回は会場の都合もあってこの人数となりましたが、SKE48にはとっても素晴らしい後輩がいます。そのメンバーをこれからも皆さんと一緒に応援していきたい、夢を託したいと思ってこんなライブを作りました」と説明。

「セットリストは、全員がセンターに立つことをメインに考えて組みました。大人数グループなので、必ずしもみんながセンターに立つ機会があるとは限らないので、新世代と言われている今のこの旬な時期にセンターの景色を味わってもらって、そこを目標にまたアイドルを楽しんでほしいなと思いました。『これからのSKE48を引っ張っていくために頑張ってね』というメッセージを残しつつ、ファンの方にもそれを感じてもらって『これからのSKE48の舵をこの子達が取っていくんだ』という姿を、見て応援してもらえればいいなと思います」と新世代にグループの未来を託した。

 通常のコンサートではなかなかフィーチャーされにくい若手メンバーの躍動する姿に、大のSKEファンとして知られる高須クリニック名古屋院の高須幹弥院長も「これからグループを引っ張っていく若手にチャンスを与えるのは、すばらしいことです」と〝大場プロデューサー〟を大絶賛。SNS上でも「メンバーもそれぞれに見せ場があって、本当に楽しそうだった」「みなるん卒業後にもプロデュース公演見たいな」というファンの声があがった。

 大場の卒業コンサートは3日も同所で昼夜2公演が行われる。