福岡・博多を拠点とするアイドルグループ・HKT48が26日、西日本シティ銀行HKT48劇場で「劇場10周年記念特別公演」を行った。

 2011年に誕生したHKTは、10年前のこの日に専用劇場がオープンした。

 当時、1期生がオープニングを飾った楽曲「僕らの風」で幕を開けた。

 終盤の「草原の奇跡」ではSKE48へ移籍した2期生の谷真理佳が、「10年桜」ではAKB48へ移籍した1期生の中西智代梨がサプライズ登場。同期と思い出の楽曲を歌い上げた。

 チームK4キャプテンの本村碧唯は「智代梨も谷も来てくれたり、スタッフさんが一生懸命に力を合わせて頑張ってくれたり、ファンの皆さんがずっとこうやって愛してくださるおかげで、私たちは10周年を迎えることができたなと、今日改めて実感しました。これからもHKTらしく、楽しく、元気にどんどん進んでいけたら」と笑顔を見せると、会場から温かい拍手が送られた。

 アンコールでは、来月1日に発売するセカンドアルバム収録曲で、矢吹奈子がセンターを務めるリード曲「突然 Do love me!」を初披露。矢吹は「10周年という節目に、こうやってまたアルバムを出すことができて本当にうれしく思っています」と感謝した。

 さらに、約3年ぶりとなる「HKT48 第6期生オーディション」の開催もサプライズ発表 。5期生の石橋颯は「颯先輩って呼んでください!」と、早くも後輩ができる喜びを爆発させていた。

 チームHキャプテンの松岡菜摘は「11年目ということで、6期生のオーディションも決まりましたし、きっとみんなにとって良い方向に動くんじゃないかな」と期待を寄せ、最後に「もっともっとHKT48だったら上に行けるんじゃないかなと、私はそう信じていたいので、大好きなHKT48がここで終わらずに、10年、20年と、私が卒業したりしても、『みんな頑張っているんだ』と思えるようなグループを自分たちで残していけるように頑張りたいなと思います。11年目の応援もよろしくお願いします」と決意を述べ、全員で一礼した。