ここ数年見られなかった高視聴率が出て好調なNHK大河ドラマ「真田丸」の新キャストが強力な“援軍”として機能している。今後の放送回に大泉洋(42)扮する真田信幸の正室・稲として出演する吉田羊(年齢非公表)だ。収録現場では既に、大泉との“洋羊コンビ”で共演者たちを爆笑させているのだ。
JR西日本は14日に、「真田丸」のイメージを外装に施した大阪環状線の特別車両を報道陣に公開した。前日13日には、和歌山で「真田ミュージアム」がオープンしたばかりだ。
ここ数年の大河は全話平均視聴率が20%を超えたのは2009年の「天地人」が最後で、10年以降は15%割れが3回もある。視聴率も振るわなかったため、主人公や物語に縁が深い地域が大河効果で大にぎわいといった話題もさほど聞かれなかった。それ以前の大河ではありがちな話だったが、好調な「真田丸」はそうした“あるべき姿”を取り戻し得る。
13日の第10話を終え平均視聴率は17・99%。まだ始まって2か月あまりの数字ではあるが、業界関係者の間では近年まれに見る高い数字とも言われている。当然、撮影現場も活気づいている。だが、主役の真田幸村を演じる堺雅人(42)ではなく、むしろ幸村の兄・信幸役の大泉と新たに加わった吉田の2人が盛り上げ役だという。
「堺さんはおっとりしておとなしいタイプの役者さんのため、現場では物静かですが、大泉さんと吉田さんは常に夫婦漫才状態です。現場でついたあだ名が“洋羊(ようよう)コンビ”。撮影中のアドリブ合戦は当たり前ですし、休憩中は2人で吉田さんが大好物という納豆を食べていたり、トイレにも一緒に行くほどで文字通り“臭い仲”です(笑)。集中型の堺さんはほとんど2人に近づきませんけどね」(NHK関係者)
大泉はこれまで出演してきたNHKドラマで必ずと言っていいほど、自身プロデュースのスープカレーを大量に差し入れし、共演者たちから喜ばれてきた。今回も差し入れをしているというが、吉田も負けていない。大手食品メーカーのカレーのCMキャラだけに、吉田もスタジオ脇で大泉とともに、このスープカレーの新商品の開発に精を出しているとか。
「吉田さんがいろいろな具材を自宅から持ってきて鍋に入れては試食しています。納豆を入れた時もあり、その時はさすがにスタジオににおいが充満して大変なことになっていました。最近はにおいが気にならないように、控えスペースで試しているそうです」(同)
吉田がドラマに登場するのはまだ先の話だが、追い風になることは間違いないだろう。












