【みのもんた水飲め裁判】やっと証拠テープ提出 原告側は日テレの隠蔽工作と憤慨

2015年10月02日 10時00分

前代未聞の裁判が続くみの

 みのもんた(71)が日本テレビ系の情報番組で「水を飲もう」と勧めたことで、千葉県の80代主婦Aさんがうっ血性心不全などを発病したとして、みのと日テレに約6700万円の損害賠償を求めた民事訴訟の弁論準備手続きが30日、東京地裁であった。

 訴状によると、名物情報番組「午後は○○おもいッきりテレビ」、後継の「おもいッきりイイ!!テレビ」の放送で司会を務めたみのが04~09年ごろ、脱水症状を避けるためとして「毎日2リットル水を飲みましょう」と呼びかけた。

 それを習慣化したAさんはうっ血性心不全、腎不全、難聴を患ったと主張している。

 前代未聞の裁判は3月に始まり、4回の審理を終えたが「水を飲もう」という発言を収めた当時の番組録画テープが見つからず、遅々として進まなかった。

 だが、裁判所側の請求を受け、被告の日テレ側が再調査。5回目の審理となったこの日の弁論準備手続き(非公開)で、日テレ側が「原告サイドが主張する内容に近いと思われる番組テープを1本、比較的近いと思われる番組テープを3本、発見した」と報告した。それを証拠として提出する意向。日テレとしては自社に不利な“証拠テープ”なため、提出をのらりくらりかわしていたが、ようやく審理が動き出しそうだ。

 それでも、Aさんの長男でAさんとともに原告に名を連ねる60代の元会社役員Bさんは、この日の弁論準備手続き終了後「日テレさんは『本社から遠く離れた倉庫に古い業務用テープが保管されており、その中にみのさんが水を飲むように発言したものが見つかった』と言っている。でも、日テレ本社に過去の録画テープが保管されていないわけがない。明らかに証拠を出さないようにしようとしている」と憤っていた。