カトパンに何が起こったのか? フジテレビのエース女子アナ「カトパン」こと加藤綾子アナウンサー(29)が28日、メーンキャスターを務める朝の情報番組「めざましテレビ」(月~金曜、午前5時25分~)を風邪により休んだ。27日の同番組出演中に突然倒れ、スタジオを退出した加藤アナ。原因は体調不良だけなのか。本紙が追跡したところ、精神的にも疲労困ぱい、激ヤセしていたというショッキングな現状が浮かび上がった。

 28日の番組冒頭、メーンキャスターとしてコンビを組む三宅正治アナウンサー(51)が、加藤アナについて「おとといから風邪を患っておりまして、昨日は無理をして出演したんですけれど、まだ体調が回復しておりません。今日は大事をとってお休みさせていただきます」と報告。三宅アナと永島優美アナ(22)を中心に番組は進行した。


 加藤アナに異変が起こったのは27日の放送中だった。


「バタン!」。倉田大誠アナ(32)がニュースを読んでいる最中、並んで立っていたカトパンが突然、崩れ落ち、静かなスタジオに鈍い音が響き渡った。


「5時37分ごろでした。テレビ画面には映らなかったけど、倉田アナがニュースを伝えている最中にカトパンが倒れたそうです。この日は出社してからも顔色がすぐれず、立っていても体がフラフラ横に揺れていた。でもアナウンサーが生放送の途中で退席するなんて、まずありえない。異常事態です」(フジ関係者)


 フジ広報部は27日夕方時点で「風邪気味だったようで、病院に行きました。明日以降は出演するだろうとのことです」と説明していたが、加藤アナが28日に姿を見せることはなかった。


 実は、最近の加藤アナには“危険な兆候があった”とかねてささやかれていたという。


「朝も夜もカトパンに仕事が集中して、すっかり疲弊してしまっている。体重は40キロ台前半にまで落ちたと聞いた」(制作会社スタッフ)


 体力だけではなく精神的にも参っていた。2008年の入社以来「エースアナ」として順風満帆だった加藤アナ。今年2月には、大リーガーのダルビッシュ有投手(28=レンジャーズ)との密会デートが報じられた。芸能関係者は「熱を上げていたのはカトパンだったが、結局フラれてしまったようだ。ショックは大きかったでしょうね」と明かす。


 傷心に追い打ちをかけるかのように、今度はバッシングの嵐が吹き荒れはじめた。今夏には思わぬことで、謝罪させられる騒動が起きたのだ。


 8月に加藤アナがTBS系番組の取材を受けた際、田中みな実アナ(27=現フリー)へ「ぶりっ子しない方がいいんじゃないですか」と助言。その模様がTBS系「サンデー・ジャポン」で放送されると、ネットニュースで「カトパンが田中アナにダメ出し」と速報されてしまった。


 これが原因でネット上を中心にバッシングを浴びてしまい、自身のブログで謝罪文を掲載する事態に発展した。


「こんなの謝る必要はないのに『フジテレビアナウンサー 加藤綾子』の署名まで出して謝罪。周囲の声に過剰なまでに反応するカトパンにみんな首をかしげていた」(前出フジ関係者)


 そのうえ先週発売の週刊誌では「嫌いな女子アナ」アンケートでまさかの1位に選ばれた。


「『オリコン』の好きな女子アナランキングでは11~12年に2連覇。誰にも愛される性格の彼女にとって“嫌われ女王”の称号は初。フジのアナはみんなアナウンス室で週刊誌をくまなくチェックしていて、カトパンも読んだはず。ショックを受けたでしょう」(同)


 もともと細かいことを気にしないおおらかな性格だった。


「ギャル時代の『アヤチ○コ』と書かれたプリクラ写真を、入社した08年に週刊誌に掲載されても『アハハ! ヤンチャしていた時期もあったんですよ~』と笑い飛ばしていた。そんな彼女が周囲の評価に過敏に反応するようになるとは…心労は限界を超えている」(前出の制作会社スタッフ)


 心身ともに疲労困ぱいの「カトパン」。あまりムリはしないでほしいところだが…。