超大物芸人・明石家さんま(59)が司会を務めるTBS系クイズバラエティー番組「さんまのスーパーからくりTV」(毎週日曜夜7時~)が、本紙既報(3日付1面)通り9月いっぱいで終了することが8日、同局から発表された。

 1998年2月1日放送分では27・0%という同番組での最高視聴率を記録。さんまの巧みな司会と独特の引き笑い、中村玉緒(74)、関根勤(60)らレギュラー陣の珍解答が人気だった名物番組が、22年で歴史を終える。

 さんまの長女でタレントのIMALU(24)は8日、都内で行われた映画「アバウト・タイム~愛おしい時間について~」(9月27日公開)のPRイベントに出席。

「何十年もやっているから寂しいとは思うけど、年齢も還暦に近いし、他にもたくさん仕事があるので、ハードなスケジュールもあまり良くないのかなと感じる」と父を気遣った。

 一時代を築いた長寿番組終了の陰で、ビクビクしているのがお笑い界だという。

「あのさんまさんの冠番組でさえ容赦なく切られたんですからね。すでに、ある大物芸人のTBSの番組が打ち切られると噂が流れています。TBSはゴールデンタイムをもっとテコ入れしたいそうで、お笑い芸人やお笑い事務所の関係者は震え上がっていますね」(芸能プロ関係者)

 お笑いビッグ3の一角、さんまの番組の打ち切りはよほど衝撃的だったようで、芸人たちは「明日は我が身…」とビビっているようだ。