〝ハマの番長〟三浦大輔氏がDeNA監督就任 「目指すのは優勝だけ」2年契約で勝負

2020年11月17日 16時00分

就任会見で挨拶した三浦大輔新監督(代表撮影)

 DeNAは17日、今季二軍監督を務めた三浦大輔氏(46)が来季の一軍監督に就任したことを発表した。

 この日、横浜市内のホテルで就任会見を開き、スーツ姿で登壇した三浦監督は開口一番「来季から横浜DeNAベイスターズの監督として指揮を執らせていただくことになりました。今まで経験してきたことを生かして来シーズン、しっかりとチームを引っ張っていきたいと思いますのでよろしくお願いします」と挨拶した。新指揮官としての契約年数は2年となる。

 今の率直な気持ちについて問われると「この会見場は引退会見の場。あれから4年たって監督として会見できることを喜びとともに責任を重く受け止めて前を向いてやってきたい」と語った。

「ハマの番長」の愛称で人気者の三浦監督はいわば〝横浜の顔〟だ。1992年にドラフト6位で大洋に入団して以来25年間、経営母体が変わっても移籍することなく横浜でプレー。1998年にはチームの日本一に貢献し、2005年に最優秀防御率と最多奪三振タイトルを獲得するなど長きに渡ってエースとして活躍し続け、通算172勝をマークした。

 現役引退後は首脳陣として復帰し、一軍投手コーチ、そして今季は二軍監督を歴任。横浜ひと筋の生え抜きとして培った経験を踏まえながら「自分がしっかりとして一軍の監督としてやることはもう結束です。選手だけではなくコーチ、スタッフ、一軍、ファーム関係なく一つのチームとして、結束を固めて目指して一年間戦っていけるようにしっかりとやっていきたい」と言葉に力を込めると、その後には「目指すのは優勝だけ」とも言い切った。

 同席した三原一晃球団代表は「もっとも横浜DeNAベイスターズらしさというものを理解されている方。まずは三浦さんらしく、それからベイスターズ野球というところの個性というものを表現してもらえれば一番いいのかなと思う」と述べた。

 生え抜き監督としては03年から2シーズン務めた山下大輔氏以来となる点に関しては「ファンの皆さんが一番望んでいる方。何より野球に対する取り組み、周囲に対する気遣いなどで人柄的な部分で支持者が多い。周りに慕われる人柄。彼がトップに立つということで〝男にしよう、助けよう〟と手助けをしてくれるスタッフがかなりの数でいる。チーム一丸となって戦っていけると思う」と話し、その意図を説明した。

 新背番号は81。三浦監督は「2年間、また(現役時と同じ)18番をつけさせてもらったが、やはり18番はマウンドの上で投げてこそ輝く番号。選手がつけるのが一番なので、この機会に変えさせてもらった」と力説した。今季4位に終わったチームの再建に期待がかかる。