松阪競輪GⅢ「開設71周年記念 蒲生氏郷杯王座競輪」は12日、最終日を開催し、12R決勝は浅井康太(37=三重)が最後尾からまくりを決めてⅤ。GⅢ優勝は2020年12月の別府記念以来30回目。中本匠栄(34=熊本)マークから外を踏んだ園田匠(39=福岡)が2着に入り、3着は郡司浩平(31=神奈川)の番手から伸びた守沢太志(36=秋田)。

 レースは打鐘前に飛び出した郡司が「出させたら関東の思うつぼになる」と宿口陽一(37=埼玉)の上昇を突っ張った。宿口に任せていた平原康多(39=埼玉)は降りる場所がなく関東勢は崩壊。3番手にいた清水裕友(26=山口)が好展開となったが「3日目まではスピードが良かったのに思うように車が出なかった。トルクが足りなかったです」。バックで仕掛けるも守沢のけん制もあって、なかなかまくり切れなかった。

 単騎の浅井はしんがりに位置していたが、前団がもつれて勝機が訪れた。冷静にタイミングを計って放ったまくりは出色のスピード。「頑張りました」と最終4角で先頭に立つと力強くゴールを駆け抜けた。地元Ⅴを決めた中部のエースは胸を張って次走のGⅡ「共同通信社杯」(岐阜・17日開幕)に参戦する。