伊勢崎オートのナイターSG「第25回オートレースグランプリ」は14日の4日目、9~12Rで準決勝戦を行った。

 その準決勝戦、9Rは高橋貢(50=伊勢崎)が猛追及ばず3着に。11RはV候補の一角・荒尾聡(40=飯塚)がフライング、12Rでは青山周平(36=伊勢崎)が田中茂(44=飯塚)とし烈な2着争いを繰り広げたが、ゴール線では先着を許して3着に終わるなど、波乱が続いた。

 そんな中、鈴木圭一郎(26=浜松)は2着で優出、SGグランドスラムに王手をかけた。

 準決勝戦10R、7番車の鈴木は好ダッシュを決めたが、6番車の重富大輔(42=飯塚)に1コーナーは先手を奪われ、2番手に。道中はなかなか追いつけず、このままの状態でゴールした。

「うまくいった2着だと思う。無理と思っていたので」と優出には安堵の表情。「整備したけど、雨なら昨日(3日目)のほうが良かった。乗りづらさがあった。そこは何とかしたい。替えたリングは昨日のものに戻す」と修正を施す構え。ただ「スタートはいいですね。タイミングも見えている」とこの日は先手を奪えなかったが、手応えは感じ取っている。

 昨年は準決勝戦4着に終わり優出できなかったが、今回はしっかりファイナルに進んだ。唯一、タイトルを手にしていないのが、このオートレースグランプリ。勝てばSG全冠制覇となるが「グランドスラム? もう、忘れさせてください」と笑う。

 意識はしているようで「緊張しないように楽しみながら優勝したい」と冷静に立ち回り、悲願達成を目指す。