伊勢崎オートのナイターSG「第25回オートレースグランプリ」が11日に開幕した。1R開始時の気温は34度。走路温度は47度まで上昇し、先行した車が有利となる熱走路での戦いとなった。

 その初日に最もインパクトのあるレースを披露し、追い足の鋭さを見せつけたのが人見剛志(41=山陽)だ。4Rはフライングが出たため、仕切り直しとなった2回目の発走ではまさかのドカ遅れ。最後方に置かれてしまい、追い上げの利きづらい熱走路では絶体絶命と思われたが、そこから猛然と2着まで巻き返したパワーは圧巻だった。

「1回目のスタートは切れたけど、2回目は失敗しました」と反省しつつも、仕上がりの良さは実感している。「自分のエンジンは熱走路に向いていて、みんなが滑ってる中、そんなこともなかった」と作戦勝ちを強調。「キャブレターの微調整ぐらいしかしてないけど、車は安定していいですからね。これだけ動けばいいでしょう」と早くも納得の域に仕上がっている。

 濡れ走路を苦手にしているだけに、雨予報は歓迎できないが、良走路で勝負どころの準々決勝、準決勝戦を迎えれば、初日に披露した強烈な追い足再現の期待は高まる。