「それいけ!アンパンマン」のドキンちゃんの声で知られる声優の鶴ひろみさん(57)が16日、東京・中央区の首都高速上に止めた車内で亡くなっているのが見つかった。
警視庁によると、鶴さんは16日午後7時半ごろ、中央区日本橋1丁目の首都高速都心環状線内回りにハザードをつけたまま停車した車の運転席で、シートベルトを装着した状態で発見。意識不明で病院に運ばれたが、死亡が確認された。車は中央分離帯寄りの車線で止まり、右前部に接触した跡があった。
行政解剖の結果、死因は「大動脈剥離」。これは大動脈の内壁に亀裂が入って裂ける病気で、胸や背中に尋常ならざる激痛を伴う。突然死としては心筋梗塞に次いで多いとされ、車の運転時に襲われ事故につながるケースも少なくない。
突然の訃報に、ドキンちゃんのパートナーであるばいきんまんの声優・中尾隆聖は「あまりにも急なことで、ショックを受けております。30年間も一緒にやらせていただいたドキンちゃん。こんなことになるなんて、言葉が見つかりません」と憔悴しきり。
ドキンちゃんが思いを寄せるしょくぱんまん役の島本須美も「信じられません…。悲しいです…。来週、アンパンマンで30回目のクリスマスの収録があります。その時、いつものように会えると思っていたのに…。とてもとても悲しいです。でも偉かったね。ちゃんと車を停めて…。大好きだよ。安らかにお眠り下さい」と故人をしのんだ。
鶴さんは人気アニメ「ドラゴンボール」シリーズのブルマ役でも有名。夫のベジータを演じた堀川りょうは「とても信じられない! 彼女とはいろいろな作品でご一緒させてもらったので残念です」と早すぎる死を悔やんだ。
通夜や告別式は親族のみで行うという。












